日本の会社で残業が減らない6つの理由。定時退社して副業や英会話などの自己投資をしよう!

日本の会社で 残業が減らない理由 定時退社で自己投資をしよう




「日本は残業が多い」「残業時間を削減しよう」「月100時間残業は当たり前」など、「残業」に関するニュースや記事を連日のように見かけます。それだけ、「残業」という言葉は多くの人が関心を寄せているキーワードなのだと思います。

会社に所属している多くの人は、きっと毎日のようの多かれ少なかれ残業をしていることと思います。

残業というのは「上司による下命残業」つまり、上司から「期限が今日までだから、今日中に仕上げてね。今日は残業をお願い!」と命令されて行うのが基本です。

アルバイトやパートの人は店長から残業をお願いされる人もいると思いますが、会社員の方はなんとなく残業している人もいるのではないでしょうか。もちろん、人手が足りなくて仕方なく残業している人がほとんどだと思いますが。

サラリーマンが残業をする6つの理由

何故残業をする必要があるのか、僕なりに考えてみました。残業している方はおそらくどれか一つに当てはまるのではないでしょうか。

仕事量に対して人手が足りない

日本の会社は終身雇用を基本としているため、簡単に社員を辞めさせることはできません。閑散期のあまり忙しくない時期の仕事量に社員の人数を合わせているため、繁忙期には長時間残業になるんだと思います。

そして、実はほとんどの時期が繁忙期だったりして・・・。

残業代を稼ぐため

やっぱり残業代がないと生活費が足りないというのはあるのではないでしょうか。住宅ローン、教育費、医療費・・・、けっこうお金かかりますから。そのため、残業代を稼ぐために残業をするという方もいるでしょう。

残業の時給が2,000円くらいだとすると、過労死ラインとされる月80時間(毎日4時間)残業すると残業代は16万円になります。残業代だけで初任給並みの給料がもらえます。

出世するため

日本では早く仕事を終わらせて早く帰宅する人よりも、遅くまで仕事をする人の方が上司から評価されることがあります。上司には「おっ、あいつ頑張ってるなぁ。」と見えるのでしょう。

海外では「残業する=仕事を期限までに終わらせられない人」という悪いイメージがあるようですが、日本では逆なんですね。これも上司の意識の問題でしょう。

なんとなく惰性で遅くまで会社にいる

こういう人ってけっこういますよね。終業時刻が午後5時なのに、毎晩なんとなく午後8時頃に帰る人って。きっとその人にとっては終業時刻が午後8時なんでしょう。つまり毎日3時間(月60時間)残業です。残業の時給が2,000円とすると、残業代は月12万円です。

真面目にアルバイトやパートをしている人から見たら、こういう人は腹立たしいですよね。

みんなが遅くまで残業しているので早く帰りづらい

そして、なんとなく遅くまでいる人が職場に多いと、定時で帰るのって帰りづらいんですよね。別に悪いことをしているわけではないのに。そして、自分もなんとなく遅くまで付き合ってしまうことに…。

家に早く帰りたくない

小さい子供がいたり共働きの人は特に女性に家事の負担が多い傾向があります。掃除、子供の塾の送り迎え、食事の準備、食事の後片付け、子供の宿題をみる、子供をお風呂に入れる、子供を寝かしつける、洗濯物のアイロン掛け・・・。家にはやらなければいけないことが山ほどあります。

もし、早く帰ろうものなら色々と家事を押し付けられる、そう思って家に早く帰りたくない男性もいるのではないでしょうか。

女性は仕事に家事に子育てにともっと大変なので、家事は協力しないといけないと思うのですが…。

海外から見て日本の残業はどう映るの?

僕は海外で働いたことがないので、海外から見た日本の残業というものを正確にはイメージできません。でも、実際に海外の人々と接していると日本の残業はやっぱり異常かなと思います。

取引先の外資系企業の人々

僕の会社の取引先には欧州系の会社が何社かあります。会社自体は日本にあるのでそこの従業員はほとんどが日本人なのですが、やはり時間の流れが違うような気がします。全体的にゆとりがあるというか。そして、終業時刻になるとみんな当たり前のように帰宅していきます。

こういう会社は会社の文化として終業時刻になったら帰宅するということが根付いているんでしょうね。会社の文化というより国の文化かもしれませんが。

会社の経営陣が「24時間働けますか」を経験してきた人たちばかりだと、意識改革をするのはなかなか難しそうです。

フィリピンの先生に言われたひと言

僕はオンライン英会話でフィリピン人講師から英会話レッスンを受けています。先日こんな会話がありました。

先生:こんにちは。今日はどんな一日でしたか?
自分:今日は1時間残業してきました。
先生:それは大変でしたね。
自分:今日はいつもより帰りは早いです。他のみんなはいつももっと遅くまで残業してますよ。
先生:どうしてそんなに残業する必要があるの?
自分:・・・。

言葉に詰まってしまいました。英語が出てこなかったわけではなく、日本語で考えても自分として明確な答えを持っていなかったからです。

そして、その答えを探し、自分なりの考えを整理するために、今この記事を書いています。その答えが先に挙げた項目かなと思っています。

ちなみに、その先生はアメリカとかヨーロッパで働いたことがある先生なので、グローバル的にも日本の残業体質は異常に見えるようです。

残業を減らすにはどうしたらいいの?

そんなこともあって、僕は残業に対する自分なりの答えを持つようにしました。以下のことが最近特に僕が心掛けていることです。

スケジュールを明確にし、それを守る

僕は週の初めに大まかな計画を立て、一日の初めに終業時刻内の明確なスケジュールを作成します。そして、そのスケジュールを守るために全力で仕事をします。当然全力で仕事をするので、終業時刻近くになるとけっこうフラフラになります。とても残業する気になりません。

でも、周りを見ていると最初から残業前提で仕事のスケジュールを組んでいる人が多いです。そのため、夕方あたりから、「さぁ、これから会議だ〜。」という人もいます。僕にとっては(そして他の人にとっても)とても迷惑なんですよね、こういう人って…。

早く帰宅するという意思を持つ

みんなが遅くまで仕事をしている中、誰よりも早く帰宅するというのは結構、帰りづらいんですよね。でも、そこは自分で強い意思を持つしかありません。「自分は全力でしっかりと仕事をしているんだ。」という強い意思を。

いずれそれが当たり前になって、職場全体に伝わる日を信じて、僕は誰よりも早く帰り続けます。

でも、残業する時もあります

でも仕事の納期が迫っている時は当然残業もあります。その時は夜の10時でも11時でも全力で残業します。要はメリハリですね。僕の場合は終業時刻で帰宅するか、思いっきり残業して10時ごろ帰宅するかのどちらかです。

でも、本当に忙しい時期って数ヶ月に一度くらいだと思うんです。定常的に忙しいというのは本当に人手不足の会社で、そんな人が「本当に忙しい時期」になってしまったら本当に過労死してしまいます。

早く家に帰って勉強や副業などの自己投資をしよう

さて、先ほど残業をする理由についていくつか挙げましたが、短期的には残業代を稼ぐとか、家事を逃れるとかありますが、長期的な視点に立つと、残業をすることは自分自身、そして家族の将来の可能性を狭めることになるかもしれません。

早く帰宅すれば、余った時間を自己投資に使えます。新しいことを勉強したり、新しいことにチャレンジしたりすることで、将来の自分の可能性を広げ、将来の収入upにつながるかもしれません。

僕の場合、早く帰宅してオンライン英会話で英語を勉強し、英語をマスターすることで将来新しい仕事への道が開けるかもしれません。また、今このブログを書いているように、ブログで収入を得られるかもしれません。

また、子供と一緒に宿題をしたり、一緒にお風呂に入って会話することも、子供への投資と捉えることができます。残業代を子供の成長のための時間に振り分けるという意味です。それにより、子供の才能が大きく開花すればそれはとても幸せなことでしょう。

いずれも残業で毎晩遅く帰宅していてはできないことです。このように長期的な視点に立てば、強い意思で早く帰宅しようという気持ちも持てるのではないでしょうか。

まとめ

なんかまとまりのない文章になってしまいましたが、フィリピンの英語の先生に「どうしてそんなに残業する必要があるの?」と聞かれたのをきっかけに、残業について色々と考えてみました。

そして、自分なりの結論は「将来の自分への投資と子供への投資のために、できるだけ残業しないように努力しよう。」ということです。皆さんは残業についてどう考えますか?

こちらの記事も合わせてどうぞ!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする

CAPTCHA