この記事では、1,000円以下でビデオ通話アプリできれいに背景を合成する方法を紹介します。
ビデオ会議やオンライン英会話などで使うZoom、Teams、Skypeなどのビデオ通話アプリには、自分の好きな背景を選べる機能があります。
背景を合成すれば通話相手に自分の部屋を見られることがないので、部屋が散らかっていても心配する必要はありません。
でも、何も考えずに背景を設定してもきれいに合成されません。顔や体の輪郭が変な形で切り取られてしまうからです。
僕はこの問題を解決するために1,000円以下で買えるアイテムを揃えて、きれいに背景が合成できるようになりました。
この方法で友達や同僚よりも高画質でビデオ通話ができるようになりますよ!
クロマキーを利用して背景をきれいに合成する
背景画像をきれいに合成するためには「クロマキー」という方法を利用します。
よく動画撮影のメイキング映像でグリーン背景の前で演技をしているのを見かけますが、あれが「クロマキー」を利用した背景合成の方法です。
グリーンは人の肌の色と補色の関係にある(色の違いが大きい)ので、「人と背景の境界」が明確に区別できます。
一方、背景が自分の部屋だと「人と背景の境界」が区別できずに、変なところで切り抜きが発生してしまいます。
自分の顔の輪郭が変な形で切り取られてしまう原因はコレです。
そのため、ビデオ通話アプリできれいに背景を設定するためには、背景をグリーンにして「クロマキー」を上手に使う必要があります。
1,000円以下でクロマキー合成しよう
僕は自分の部屋で頻繁にビデオ通話を行うので、いつでもクロマキー合成できるようにしてあります。
でも、ビデオ通話していない時は邪魔なので、取り外しが簡単にできるように工夫しています。
僕が用意したのは以下の3つのアイテムです。
- レジャーシート(グリーン)
- ロープ
- カーテンフック or S字フック
僕が使っているグリーン背景はアマゾンで1,000円以下で買えるレジャーシートです。
レジャーシートの四隅には輪っかが付いているので、部屋にロープを張ってフックを使って吊り下げればグリーン背景の完成です。
レジャーシートはフックで吊り下げているだけなので、取り付けや取り外しが手軽にできます。
グリーン背景あり、無しで画像を比較してみた
それでは、実際にグリーン背景が「ある場合」と「無い場合」とでどのくらい差があるのか比較してみました。
まずはグリーン背景を使用していない場合の画像です。
顔の輪郭分が少し歪んでいます。静止画だとあまり気にならないかもしれませんが、動くと歪みが大きくなるのでかなり不自然になります。
続いてグリーン背景を使用した場合の画像です。
こちらは顔の輪郭がきれいに表示されていて、背景画像にも溶け込んでいます。動いても自然な表示が保たれるので、グリーン背景の効果が抜群です。
まとめ
クロマキー合成と聞くと少し難しくてお金がかかりそうなイメージがありますよね。
でも、僕がやっているように単にグリーンのレジャーシートを後ろに吊り下げるだけでも、クロマキー合成を使ってきれいに背景画像を合成することができます。
もし不要になったら、普通にレジャーシートとしても使えるのでおすすめです。
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