この記事ではスマートフォンやタブレット端末をノートパソコン代わりに利用できる、コンパクトで折りたたみ可能なBluetooth接続のキーボードを紹介します。
普段、パソコンのキーボードで文字入力している人は、スマホやタブレットで文字を入力するのは大変ですよね。SNSに投稿するくらいの短い文章ならフリック入力でもなんとかなりますが、ブログや資料作成などで長文を書くときは苦労するかと思います。
その文字入力の苦労を軽減してくれるアイテムが「Bluetooth接続のキーボード」です。
スマホやタブレットにBluetoothキーボードを接続するだけで、パソコン並みの快適さで文字入力ができるようになります。長い文章を書くのがとても楽になりますよ!
僕がBluetooth接続のキーボードを使い始めたきっかけ
僕は普段からメモを取ったりするのに紙のノートは使わずにパソコンを使っています。パソコンならメモを整理したり検索したりするのが楽ですからね。
でも、ちょっとしたメモのためだけにノートPCを持ち運ぶのはちょっと考えものです。荷物にもなるし、ノートPCを広げるスペースがない場合もあります。
ある日、高城剛さんの著書「LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵」で外出先の執筆ツールとして
- iPhone 6s
- iLepo Flyshark2
が紹介されていました。「iPhone 6s」は説明するまでもなくスマホですが、ポイントとなるのは「iLepo Flyshark2」という折りたたみ式のBluetoothキーボードです。高城さんはこの2つのツールで外出先で執筆活動をしているそうです。
これを見て「おっ、これ使えるかも!」と思い、僕も導入してみることにしました。ただ「iLepo Flyshark2」はAmazonに売っていないので、別の折りたたみ式のBluetoothキーボードを購入しました。
それでは、僕の新しい執筆ツールを紹介します。
Bluetoothキーボード「iCleverのIC-BK03」の特徴
僕は購入した折りたたみ式キーボードはiCleverのIC-BK03という型番のものです。
付属品は専用ポーチ、USBケーブル、ゴム足、説明書、保証書です。説明書は日本語版もあるので設定は問題なく行えます。
実際に使用してみると非常に良い感触で、パソコンのキーボードと同じような感覚でタイピングすることができています。それでは具体的にiCleverのIC-BK03のお気に入りポイントを紹介してきます。
三つ折りでコンパクト
LIFE PACKING2.1で紹介されていたiLepo Flyshark2は中央で二つに折りたたむタイプでしたが、これは三つ折りなので非常にコンパクトになります。持ち歩いて使う場合にはコンパクトというのは非常に重要です。
外装がアルミで丈夫
外装がアルミ製なので作りがとてもしっかりしています。タイピング中にガタつくこともなく、安定してタイピングすることができます。
専用の保護ケースが付属しているので、ケースに入れてカバンの中に放り込んでおいても大丈夫です。
キー配列が一般的
中央で二つに折り畳むタイプのものはちょうど「B」キーのところで折り畳むので、「B」キーの配置がずれている場合があります。
これは折り畳む部分が工夫されていて、一般的なキー配列のまま折り畳まれます。そのため、パソコンと同じ感覚でタイピングするこができます。この微妙なキー配列がタイピングの快適さに大きく影響するので、これだけでも「iClever IC-BK03」を選ぶ価値はあります。
Bluetoothのペアリングが簡単
スマホとのペアリングが非常に簡単です。説明書にも日本語で書いてありますが、スマホのBluetoothがONの状態の時にキーボードの「Fn」+「C」を押すだけです。あとはスマホのBluetooth設定画面で「iClever IC-BK03」を選択すればペアリングの完了です。
2回目からはキーボードを開くだけで自動的にスマホと接続されるので、取り出してすぐに使えます。これは便利です。
充電しながらでも使える
フル充電時の待機時間が218日間もあるので、滅多に充電切れになることはないと思いますが、万が一使用中に充電が切れてしまってもモバイルバッテリーで充電しながら使うことができます。
Bluetoothキーボード「iCleverのIC-BK03」を使用した感想
スマホとBluetoothキーボードを使用して文章を執筆するときには、スマホをスマホスタンドに立てかけて使う必要があります。僕が使用しているのは3Q foreverのスタンドです。
コンパクトなのに作りがしっかりしていて、スマホを安定して立てかけることができます。縦でも横でも大丈夫で、角度調整もできます。
それでは実際の使用感をポイント別に説明していきます。使用環境は以下の通りです。
- スマホ機種:ASUS Zenfone 5
- 日本語入力:ATOK(付属アプリ)
- 文書アプリ:Googleドキュメント
なお、このキーボードの対応システムはiOS、Android、Windowsなので上記以外の組み合わせでも大丈夫です。
画面全体が使える
スマホの画面でフリック入力などで文字を手入力するときは、キー入力画面が画面の半分を占有しますが、このキーボードを接続するとキー入力画面が出てきません。
そのため、画面全体を文字入力に使うことができ、文章の全体を見渡せるので効率的です。
スマホを横置きの場合はこちら。
スマホを縦置きの場合はこちら。
キー入力が快適
日本語と英語の入力がキー操作一つ(Alt+スペース)で切り替えができます。大文字と小文字の切り替えも簡単です。
下の写真は上がパソコン用のキーボード、下が「iCleverのIC-BK03」です。見ての通りキーピッチもそれほど狭くないので、パソコンと同じように快適にキー入力ができます。
見た目が先進的でカッコイイ
大きいノートパソコンを開いているよりも、コンパクトなこのシステム(スマホ+無線キーボード)の方がスタイリッシュで先進的に見えます。今後はこのシステムが流行りそうな予感です。
デメリットとしてはマウスが使えないので、文章の特定の文字列のコピー、ペーストがやりづらいということです。コピペのショートカットはありますが、特定の文字だけ選択するには画面をタッチする必要があります。これさえクリアできれば百点満点です。
(追記)
「Shift」+「矢印キー」を押すと特定の文字列を選択することができます。文字列を選択後、「Ctrl」+「C」でコピー、「Ctrl」+「X」で切り取り、「Ctrl」+「V」で貼り付けです。
まとめ
スマホと折りたたみ式のBluetooth接続のキーボードの組み合わせを使えば、どこでも快適に文書を作成することができます。
ブログ記事の作成、打ち合わせメモ、ちょっとした資料作成など、ノートパソコンを持ち歩くほどではないけれど、スマホだけだと入力が大変。そんな場面に最適です。きっと新しい仕事のスタイルになりますよ!
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