Bluetooth機器の接続方法をわかりやすく説明します。スピーカー、イヤホン、キーボード編






この記事では、スマートフォンとスピーカー、イヤホン、キーボードなどの入出力機器をBluetoothで接続する方法を紹介します。

iPhone7でイヤホンジャックが廃止されてから、Bluetooth接続のイヤホンが増えてきました。実際、電車に乗っているとワイヤレスのイヤホンをしている人を頻繁に見かけますよね。

僕もBluetooth接続のイヤホンを使っていますが、ワイヤレスの便利さにすっかり慣れてしまったので、もう有線接続には戻れません。

でも、

「Bluetooth接続って聞いたことはあるけど、難しそうでよく分からない〜。」

という方も多いのではないでしょうか。実際、Bluetooth接続(ペアリング)がうまくできないという声もよく聞きます。

そこで、今回は実例を交えて、スマホとBluetooth機器を接続してみました。これを読めば快適な無線生活が始まりますよ。

スマホのBluetooth機能をオンにする

まずはスマホの設定です。現在、販売されているスマホにはBluetooth接続の機能が最初から付いています。しかし、初期設定ではBluetooth機能がオフになっている場合が多いので、Bluetooth機能をオンにしましょう。

基本的にはAndroidスマホでもiPhoneでも設定の仕方は同じです。ここではAndroidスマホ(富士通arrows M03)を例に説明します。

まず「設定」アイコンをタップします。

「設定」アイコンをタップ

すると設定画面が開きます。ここに、「Bluetooth」という項目があるので、そこをタップします(スマホの種類によって多少画面が異なります)。

「Bluetooth」をタップ

この画面ではBluetoothの状態を表示しています。ここでは「BluetoothはOFF」です。

BluetoothがOFF

スイッチを右にスライドさせて「BluetoothをON」にします。これでスマホのBluetooth機能はオンになります。

BluetoothがON

ホーム画面に戻ると、上のインジケーターにBluetoothのマークが表示されています。この表示がある時はBluetooth機能がONの状態です。

BluetoothがONの状態

接続する機器のBluetoothをペアリング待ち状態にする

「ペアリング」と聞くとなんとなく難しそうですが、簡単に言うと、スマホとイヤホンなどの機器がお友達になることです。

「ペアリング待ち状態にする」と言うのは、「お友達募集中」の状態にすることです。イヤホンやスピーカーなど、それぞれの機器によってペアリング状態にする方法が異なるので、取扱説明書を見る必要があります。

一例として、僕が持っているイヤホン、スピーカー、キーボードを「ペアリング待ち状態にする」方法を紹介します。

Anker SoundBuds Sport NB10(イヤホン)の場合

Bluetoothイヤホンの例です。イヤホンの真ん中のボタンを2秒押します。これで「ペアリング待ち状態(お友達募集中)」になります。

Anker SoundCore mini(スピーカー)の場合

Bluetoothスピーカーの例です。スピーカーの横にあるボタンを2秒押します。これで「ペアリング待ち状態(お友達募集中)」になります。

iClever IC-BK03(キーボード)の場合

Bluetoothキーボードの例です。「Fn」+「C」キーを押します。これで「ペアリング待ち状態(お友達募集中)」になります。

どの機器も「ペアリング待ち状態」になるとブルーのライトが点滅状態になるので、ひと目で状態を確認できます。

ほとんどの機器ではペアリング設定をしていない状態で電源を入れると「ペアリング待ち状態」になるので、上記のボタンを押さなくてよい場合が多いです。

スマホの画面で接続したい機器を選択する

ペアリングしている機器がない場合、スマホのBluetoothの画面には一つも機器が表示されていません。

スピーカーなどの機器が「ペアリング待ち状態」になってしばらく待つと、スマホのBluetoothの設定画面に「接続する機器の名前」が表示されます。

しかし、画面に「機器の名前」が表示されただけではペアリングは完了していません。まだ、「お友達募集中」の段階なので、スマホから「お友達になりましょう」の合図を送る必要があります。

ここで、「接続したい機器の名前」を選択します。すると「お友達になりましょう」の合図が相手に送られるので、無事に「接続」マークが表示されれば「ペアリング」が完了です。

2回目以降は電源を入れるだけで自動的にBluetoothで接続される

一度ペアリングが完了してしまえば、スマホに「ペアリングされたデバイス」として登録されるので、2回目以降はペアリングの操作は不要です。スピーカーなどの機器の電源を入れれば自動的にBluetoothで接続されます(スマホのBluetoothがONになっている場合)。

でも、たまに機嫌が悪くてうまく繋がらない場合があるので、その場合はもう一度ペアリングを試してみましょう。

スマホを別の機器と接続したい場合は追加でペアリングする

スマホとスピーカーのペアリングを済ませているけど、新たにイヤホンとペアリングしたい場合もあるかと思います。

その場合は、先ほどと同じようにイヤホンを「ペアリング待ち状態」にすることで、スマホとイヤホンも追加でペアリングすることができます。

先ほどと同様にペアリングしたい機器が表示されたらタップします。写真の例では「SoundBuds Sport NB10」です。

無事に「接続」マークが表示されれば「ペアリング」が完了です。

「お友達が増えた」ということです!

まとめ

いかがでしたか。初めての人には少しハードルが高いかもしれませんが、一度ペアリングの設定ををしてしまえば2回目からは電源を入れるだけで自動的にBluetoothで接続することができます。これはとても便利です。

ワイヤレスの便利さに慣れてしまうと、もうコード付きの機器には戻れないくらい快適です。初めての方は手軽なBluetoothスピーカーから初めてみることをオススメします。

こちらの記事も合わせてどうぞ!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする

CAPTCHA