車にひかれそうになった僕、青信号の横断歩道を渡るというリスクについて考えてみた






今朝の通勤途中、信号のある交差点の横断歩道を青信号で歩いていたら、信号無視の軽トラに危うくひかれそうになりました。あと2歩先を歩いていたら、多分ひかれていたと思います。

これまでも、自宅近くの信号のある横断歩道でも信号無視の車に何回かひかれそうになったことがありますが、今日のは本当に危なかったです。

最近は青信号を渡る時でも、いつ車が突っ込んできてもいいように細心の注意を払って渡るんですが、今朝は考え事をしていたこともあり、ちょっと油断してしまいました。

ちなみに、どの事例も運転者は見るからに危なそうな高齢者でした…。朝からこんな出来事もあり、どうしたもんかなぁといろいろと考えてみました。

交通事故はハインリッヒの法則で説明できる?

工場などの現場で働いている人は「ハインリッヒの法則」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich’s law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則は別名、ヒヤリハットの法則とも呼ばれていて、「ヒヤリ」とした場面や、「ハッ」とした場面を何回も繰り返していると、いずれは重大事故につながるというものです。

今朝、車にひかれそうになったのも「ヒヤリハット」なので、これを何回か経験しているうちに、本当に車にひかれる日も来るのかなぁ、と思いました。

労働災害での対策としてはKYT(危険予知トレーニング)を行なって、危険箇所を洗い出すという作業をして、ヒヤリハットの原因を取り除いていくのが常套手段です。

では、交通事故、特に青信号で横断歩道を渡っている時に車にひかれるのを防ぐためには、どうしたらいいのでしょうか?

青信号で横断歩道を渡る時の3つの心得え

僕はたとえ青信号でも、横断歩道を渡る時には以下のことを気をつけています。

横断歩道を渡る時に気をつけること
  • 青信号になってもすぐに歩き出さない
  • 車が横断歩道の手前で減速したのを確認してから渡り始める
  • 運転手の目を見る

青信号になってもすぐに歩き出さない

歩行者用の信号が青になっても、すぐに歩き出すと危険です。たまに、道路側の信号が青から赤に変わっても、猛スピードで突っ込んでくる車があります。

そんな車からの危険を避けるためには、信号が青になった後にひと呼吸おいてから歩き始めると安全です。

車が横断歩道の手前で減速したのを確認してから渡り始める

それでも稀に信号無視をする車があります。多分信号の存在に気付いていないんだと思います。こんな車にひかれてしまっては無念として言いようがありません。

自分の身を自分で守るためには、「信号を見ていないかもしれない」と相手を疑うことも必要です。

運転手の目を見る

実はこれかなり有効です。信号無視をする人をよく見ていると、何かにとり憑かれたように一点を凝視していることが多いです。きっと周囲が見えていないんだと思います。

こういう運転手は目を見ればわかります。運転手の目を見て、目が怪しかったらすぐに逃げられるような態勢をとるようにしましょう。

ちなみに、今朝は考え事をしながら横断歩道を渡っていたので、どれも抜けていました。すべて気をつけていれば、だいたいの信号無視の車は避けられると思います。

青信号を渡るという行為は実は交通事故のリスクが高い

さらに考えて見ると、青信号を渡るという行為は実はリスクが高いのかなぁ、と思うようになりました。

なぜかと言うと、信号機の無い交差点、信号機の無い横断歩道を渡る時には何度も左右を見て、車が来ていないことを確認してから渡るので、自分がきちんと安全確認していれば車にひかれることはありません。

ところが、青信号の横断歩道を渡るときは、車が赤信号で止まることを当たり前と考えて渡ります。

そのため、自分がいくら注意していても、車が信号無視すればひかれてしまうのです。自分の安全が相手に委ねられることになります。

車の運転手が信号に気付かないような高齢者だったり、薬物を使用していたり、居眠りをしていたりしたら…と思うと怖いですね。

こう考えると、青信号を渡るというのは信号機の無い横断歩道を渡るよりもリスクが高いように思えます。

横断歩道での自分の身は自分で守るしかない

最終的には自分の身は自分で守るしかないので、青信号で横断歩道を渡る時も「車が突っ込んで来るかもしれない。」と常に考えながら渡るのがいいのかなと思います。

あとはすべての車が自動ブレーキを搭載するようになればいいですね。自分も次に車を買う時には絶対に自動ブレーキ搭載車を買うつもりです。

先日、会社の同僚も車にひかれそうになった時に、相手の車が自動ブレーキ搭載車だったので間一髪ひかれずに済んだと言っていたので、効果ありそうです。

まとめ

いかがでしたか。「青信号だから安全」というのは理想論でしかありません。現実の社会では信号無視する車もいれば、信号の存在に気づかない人もいます。

特にお子さんのいる家庭では「青信号でも車が突っ込んで来るかもしれないから、注意して渡るんだよ!」と日頃から子どもに言っておくことが大切です。

そして、もちろん自分自身に対してもです。

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