幸せの好循環!他人の親切は「ありがとう」と喜んで受け入れよう!






人から親切にされた時に、反射的に「あっ、大丈夫です。」と言っていませんか?

僕はよく言ってしまいます。例えばこんなとき。子どもと電車に乗っていた時に見知らぬ女性が「どうぞ座ってください。」と座席を譲ってくれたことがありました。その時に反射的に口から出たのが、「あっ、大丈夫です。」という言葉です。

その女性の親切を断ってしまったのです。でも、よくよく考えると、僕のこの行為はとても良くないことだと気付きました。

「えっ?何が良くないの?」

と思うかもしれませんが、このような「大丈夫です。」「そんなに気を使わないで下さい。」という行動が結果として世の中の「他人への無関心」に繋がっているのではないかと思うようになったのです。

なぜ「他人への無関心」と関係があるのか、少し実例を挙げて考えてみましょう。

モスバーガーでの手助け

僕は結構世話好きなので、困っている人がいると手を出さずにはいられません。先日、こんなことがありました。

モスバーガーでお昼を食べていると、隣に座っていた清楚な感じの中高年の女性が、両手に荷物を抱え、杖を持って食べ終わったハンバーガーのトレイを食器返却棚へ戻そうとしていました。そして、その女性が杖を倒したりしていた時の場面です。

僕:「トレイを戻しましょうか?」
女性:「大丈夫ですよ〜。」
僕:「いえいえ、持って行きますよ!」
女性:「いえ、本当に大丈夫ですから…。」

と何度かやり取りした後、最終的に僕が半ば強引にトレイを手にとって食器返却棚に返しました。その後、その女性は深々とお辞儀をしながら「どうもありがとうございました。」ととても丁寧に言って帰って行きました。

そのモスバーガーはお昼の時間帯でお客さんも比較的多く、僕もその人たちの前で「トレイを戻しましょうか?」と言った手前、女性に「大丈夫ですよ〜。」と言われて、そのまま引き下がるのもちょっと気が引けたので、半ば強引になってしまったのです。

でも、人によっては「あっ、そうですか。」と言ってそのまま引き下がる人もいるかと思います。その時、僕はこう思ったのです。

「女性は相手に迷惑をかけたくないから、『大丈夫ですよ〜。』とやんわりと断ったのかもしれないけれど、『手伝いましょうか?』と声をかけた人は『余計なことをしちゃったのかな?』と感じ、二度と同じような場面で手助けをしなくなってしまう人もいるのではないか?」

考え過ぎかもしれませんけど、僕自身そう思うこともたまにあります。

「あっ、あの人困ってそうだから、声かけようかなぁ。でも、断られるかもしれないし…。」

まぁ、自分の心の問題なんですけどね。

モスバーガーの経験で思ったこと

僕みたいに心が弱いと「でも、断られるかもしれないし…。」と思うようになり、他人の手助けをしなくなることが普通になってしまう可能性があります。

でも、もし世の中の人がみんなそのような考えを持ってしまったら、他人に手助けをしない「他人に無関心な世の中」になってしまいますよね。そんな世界になって欲しくありません。

そこで、僕は以下のように行動することを強く心に決めました。

他人の親切は喜んで受け入れる

電車で席を譲られた時に、反射的に「あっ、大丈夫です。」と言うのではなく、笑顔で「どうもありがとうございます。」と素直に受け入れられるように、心の準備をしておきたいと思います。

席を譲ってくれた方にも「断られたらどうしよう。」とか余計な心配をかけずに済みますし、お互いに、そして周りにいる人も幸せな雰囲気になれると思います。

自分が受けた親切を別の人に親切で返す

自分が受けた親切は自分のところで終わらせるのではなく、他の人にも同じような親切で返してあげようと思います。世の中のみんなが同じように考えれば、その親切は世の中をグルリと回って、また自分に返ってくるかもしれません。

これこそ「幸せの好循環」です。そんな他人を気遣える世の中になって欲しいなと思います。

まとめ

いかがでしたか。反射的に「あっ、大丈夫です!」と口から出た言葉が、実は親切な相手の心を傷つけているかもしれません。

「人からの親切は喜んで受け入れて、それを別の人に親切で返してあげる。」そうすることで、ギスギスした世の中が温もりある世の中になって欲しいなと思います。(でも、意識してても「あっ、大丈夫です!」って言ってしまうんですよね…。難しい…。)

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