この記事では、Macを初めて購入する人、Macの買い替えを考えている人が、どのモデルを選べば良いかの着目ポイントを、最近Macを購入したばかりの僕が紹介します。
Macにはモバイル向けに適した超軽量ノートから、画像や動画の編集に適した高性能デスクトップまで、さまざまな種類のモデルがあります。
どれも魅力的なモデルばかりなのでどれを買うか悩んでしまいますよね。特に初めてMacを購入しようとしていたら、なおさら悩んでしまいますね。
そこで、Mac使用歴24年の僕が、現行Macのラインアップの中からどのモデルを選ぶのが良いのか、ポイントをまとめて紹介します。
Macを使って何をやりたいかを明確にしよう
まずは自分がMacを使って何をやりたいかを整理しましょう。何も考えずに買ってしまうと、あとで後悔することになってしまいます。
考えるポイントは以下の3点です。
- Macを屋外に持ち運ぶか?
- Macで何をやるか?
- 予算はどれくらいか?
Macを屋外に持ち運ぶか、屋内で使うか?
Macを屋外に持ち運ぶ機会がある場合はノート型のMacBookシリーズが必須です。
一方、屋内で使う場合も、できるだけ省スペース化したい場合はノート型のMacBookシリーズが適していますし、大きな机があるのであればデスクトップ型の方が快適に使えます。
僕はノート型のMacBookとデスクトップ型のiMacの両方を持っています。
普段は自分で部屋でiMacを使っていますが、年に数回、実家に帰省したりする時にもMacを使いたいので、そんな時はMacBookが役に立ちます。
一年を通して、自分がどんな場面でMacを使うか、頭の中でイメージしてみましょう。
Macでどんな作業をやるか?
Macでどんな作業をやるかによって、必要なスペックが変わってきます。
文書作成やウェブブラウジング程度でしたら高性能なCUPは必要ありませんが、画像処理や動画編集などをバリバリ行いたいのであれば高性能なCPUが必要です。
買ったばかりの頃は文書作成程度しかしないと思っていても、3年後、5年後には画像処理や動画編集などもやりたくなるかもしれません。
5年後、自分がMacで何をしているかを、頭の中でイメージしてみましょう。
予算はどれくらいか?
価格は安いに越したことはありませんが、価格を気にしすぎて必要な機能まで削ってしまうと後々「あぁ、やりたいことができない!!!」と後悔することになります。
実際、僕は機能を削って後悔しました。
僕は2010年にiMac(21.5インチ、Mid. 2010)を購入しました。その時、価格を少しでも安くするために最下位モデルを選択しました。
たった数万円を削るために。
最初の頃の用途は画像処理程度だったので問題なかったのですが、数年後、動画編集もするようになると、処理速度の遅さに愕然とするようになりました。
僕はそのiMacを9年間使っているのですが、9年使うことを考えると数万円なんで微々たるものです。それによって失った快適性の方がはるかに大きい損失です。
予算を削るのもいいですが、数万円を削るために機能をケチると後で後悔するので、価格と機能のバランスをよく考えて、予算を決めましょう。
ノート型はMacBook Airを中心に考えるのがおすすめ
まずは屋外に持ち出す機会がある人に適したノートタイプのMacBookシリーズです。
MacBookシリーズは大きく分けて4つのモデルがあるので、それぞれ比較してみましょう。
MacBook | MacBook Air | MacBook Pro | MacBook Pro | |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 12インチ | 13.3インチ | 13.3インチ | 15.4インチ |
CPU | 1.2GHz 2コアIntel Core m3〜 | 1.6GHz 2コアIntel Core i5〜 | 2.4GHz 4コアIntel Core i5〜 | 2.6GHz 6コアIntel Core i7〜 |
重量 | 0.92kg | 1.25kg | 1.37kg | 1.83kg |
こんな人におすすめ | 性能よりも軽さを重視したい | 軽さも性能も両方欲しい | 軽さよりも性能を重視したい | 大画面で最高性能が欲しい |
こんな用途のおすすめ | 文書作成 ウェブブラウジング |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
価格 | 142,800円〜 | 134,800円〜 | 198,800円〜 | 258,800円〜 |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
用途にもよりますが、動画編集をしないのであればMacBook Air(Retinaモデル)が性能、重量、価格のバランスがよいのでおすすめです。
最安値ながらCPUに1.6GHz 2コアIntel Core i5(Turbo Boost時最大3.6GHz)を積んでいるので、画像処理なども快適に行うことができます。
また、画面には高精細なRetinaディスプレイを搭載しているので、細かい文字もくっきりと表示され、写真や画像も実物のようにきれいに表示されます。
MacBookシリーズを購入する際は、まずはMacBook Airを中心に考えて、性能よりも軽さを重視したければMacBookを、より高性能が必要であればMacBook Proを選ぶのが良いでしょう。
ちなみに、MacBook Ariは僕が一番欲しいノートパソコンです。

デスクトップ型はiMac 5Kを中心に考えるのがおすすめ
次に屋内で使う人に適したデスクトップ型です。
デスクトップ型にはモニター一体型と本体のみがあり、画面サイズや性能によって大きく分けて4つのモデルがあります。それぞれ比較してみましょう。
iMac Retina 4K | iMac Retina 5K | iMac Pro | Mac min | |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 21.5インチ | 27インチ | 27インチ | 無(本体のみ) | CPU | 3.6GHz 4コアIntel Core i3〜 | 3.0GHz 6コアIntel Core i5〜 | 3.2GHz 8コアIntel Xeon W〜 | 3.6GHz 4コアIntel Core i3〜 |
こんな人にオススメ | コスパ重視で画像処理や動画編集を行いたい | 画像処理や動画編集を大画面で快適に行いたい | 画像処理や動画編集を大画面で超超超快適に行いたい | 外部モニターを使いたい 価格を抑えたい |
こんな用途のおすすめ | 文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
文書作成 ウェブブラウジング 画像処理 動画編集 |
価格 | 142,800円〜 | 198,800円〜 | 558,800円〜 | 89,800円〜 |
詳細レビュー | ー | 詳細へ | ー | ー |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
デスクトップ型のMacを購入する場合、トータル性能のバランスが良いiMac 5Kを中心に考えると良いです。
iMac 5Kは大画面かつ高性能でありながら定価20万円以下とお手頃な価格で、メモリ増設などのカスタマイズが後から自分でできるので、長い期間使うことができます。
iMac 5Kよりも価格を抑えたい、もう少し画面が小さくても良いという場合はiMac 4Kを、価格は気にしないのでとにかく高性能が良いという場合はiMac Proにしましょう。
YouTuberのヒカキンさんはこんなようなことを言っていました。
「僕はその時に買える一番良いモデルを買う。」
まだ有名になる前に買ったiMacは最上級モデルだったそうです。そして、今はiMac Proを使っています。
1分1秒を無駄にできない人にとってはiMac Proは必須の道具でしょうね。
ちなみに、僕はiMac Retina 5Kを使っています。

Macの選び方のまとめ
Macを購入しようとして色々と比較検討するのは楽しいですよね。
MacはOSのサポート期間が長く、10年くらいは平気で使えるので、5年先、10年先の自分の姿を想像して、後悔しないモデルを選ぶようにしましょう。
YouTuberのヒカキンさんの例のように、今の自分の実力より少し背伸びしたモデルを選ぶと自分の成長にもつながるので、自分の可能性を信じて上位モデルを選ぶのも良いかもしれませんね!
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