MacBook Air(2020)のおすすめカスタマイズ、僕は下位モデルをベースにCPUとメモリ増設で快適!

MacBook Air(2020)の おすすめカスタマイズ CPUとメモリ増設で快適!




この記事では、MacBook Air(2020年モデル)の性能と価格のバランスを考えに考え抜いた、僕のおすすめカスタマイズを紹介します。

新しいMacを購入する際、一番頭を悩ませるのが「CPU性能、ストレージ容量、メモリ容量」の3つではないでしょうか?

快適性を求めると、価格が跳ね上がりますからね〜。

僕も悩みに悩んで、自分なりに「これがベストだ!」と納得できるモデルにたどり着きました。

僕の結論はMacBook Airの下位モデルをベースに、CPUとメモリ容量をアップグレードすることです。

この構成にすれば、今後5年以上は快適にMacBook Airを使えますよ!

僕が購入を検討しているMacBook Air(2020)のモデル

MacBook Airにはベースとなるモデルが「下位モデル」と「標準モデル」の2つあります。両者の違いはCPU性能ストレージ容量で、価格差は3万円です。

どちらのモデルを選択するかのポイントは、どれくらい重い作業をするか、どれくらいデータを保存するかになります。

そして、これら2つのモデルをベースにして、カスタマイズすることも可能です。まずはベースとなるモデルを比べてみましょう。

下位モデル 標準モデル
CPU 1.1GHz 2コア
Intel Core i3
1.1GHz 4コア
Intel Core i5
Turbo Boost
使用時
最大3.2GHz 最大3.5GHz
ストレージ容量 256GB SSD 512GB SSD
メモリ容量 8GB 8GB
価格(税別) 104,800円 134,800円

CPU性能はどんな作業をするかで選ぶ

MacBook Airの性能に一番影響するのはCPUです。

「2コア(デュアルコア)のCore i3」「4コア(クアッドコア)Core i5」の違いを簡単に説明すると以下のようになります。

  • 2コアCore i3:心臓が2つ
  • 4コアCore i5:心臓が4つ

これだけ見ても4コアの方が良さそうですよね。心臓が4つですから。

ホームページを見たり文書作成したりする程度の軽い作業でしたら、どちらでもあまり差は感じられません。

しかし、画像編集、動画編集などのCPUに負荷がかかる作業をする場合には、4コアのCore i5のモデルの方が圧倒的に快適です。

2人で作業するのと4人で作業するのを考えたら、4人で作業する方が早いのは当たり前ですよね。

CPUを選ぶポイント
  • 文書作成がメイン:2コアCore i3
  • 画像、動画を扱う:4コアCore i5

ストレージ容量はどんな素材を扱うかで選ぶ

文書や簡単なイラスト程度の画像しか扱わないのであれば、ストレージ容量は256GBあれば余裕で足ります。

しかし、写真をたくさん撮ったり、動画編集するのであれば512GBあっても全然足りません。

このように、ストレージ容量はどんな素材を扱うかがポイントになります。

ただ、幸いなことにストレージ容量は最悪の場合、外付けで増やすことも可能なので、最初から無理して大容量にする必要はありません。

ストレージ容量を選ぶポイント
  • 文書作成がメイン:256GBでも大丈夫
  • 画像、動画を扱う:512GBでも足りない

メモリ容量は一度に使うアプリの量で選ぶ

メモリ容量は簡単に説明すると作業する机の広さです。

広い机ではたくさんの本や書類を広げて作業できますが、狭い机ではごちゃごちゃして作業が進みませんよね。

それと同じで、メモリの容量が多ければ、たくさんのアプリを同時立ち上げても快適に作業できます。

なお、MacBook Airでは標準のメモリ容量は8GBで、オプションで16GBに変更できます。

メモリ容量を選ぶポイント
  • アプリを複数同時に使わない:8GBでも大丈夫
  • アプリを複数同時に使いたい:16GBの方が快適

下位モデルをベースにCPUとメモリをカスタマイズし基本性能を向上

MacBook AirはAppleストアで購入すると以下のパーツを細かくカスタマイズできます。

  • CPU
  • ストレージ容量
  • メモリ容量

これらのパーツを自分の用途に応じて組み合わせると、無駄な出費を省きながら自分の用途に合ったスペックのMacBook Airに仕上げることができます。

僕のおすすめは下位モデルをベースにCPUとメモリ容量をアップグレードする構成です(中央の列)。

下位モデル 下位モデルを
カスタマイズ
標準モデル
CPU 1.1GHz 2コア
Intel Core i3
1.1GHz 4コア
Intel Core i5

(+1万円)
1.1GHz 4コア
Intel Core i5
Turbo Boost
使用時
最大3.2GHz 最大3.5GHz 最大3.5GHz
ストレージ容量 256GB SSD 256GB SSD 512GB SSD
メモリ容量 8GB 16GB
(+2万円)
8GB
価格
(税別)
104,800円 134,800円 134,800円

それでは、僕のおすすめの構成を説明します。

CPUはCore i3からCore i5に変更し画像・動画編集に対応

僕のおすすめの構成では下位モデルからCPUを4コアのCore i5に変更し、画像処理や動画編集にも使える性能にしています。

CPUは後から変更できないので、5年先を見越して少し余裕のある構成にしておいたほうが絶対に後悔しません。

たった1万円の増加なので、ここはケチらずに全員におすすめしたいです。

メモリ容量は8GBから16GBに変更し作業の快適性を確保

僕のおすすめの構成ではメモリ容量を8GBから16GBに変更しています。

僕は普段何かの作業をするとき、Safari、Chrome、Mail、カレンダーを常に立ち上げていますが、これだけでメモリを8GB以上消費しています(下図はiMacの例)。

バックグラウンドで色々とアプリが立ち上がっているので、メモリが8GBだと全然足りないんです。

これに別のアプリを立ち上げたら完全に容量オーバーです。

メモリが足りなくなると、あふれた分がストレージの方にスワップ(移動)されてしまうので、その分だけ動作が遅くなります。

メモリもCPUと同様に後から変更(増設)できないので、最初から16GBに増設(+2万円)しておくことをおすすめします。

ストレージ容量は最悪外付けSSDドライブで増設可能

ストレージ容量は写真や動画を大量に扱わなければ256GBで十分です。実際、僕が今でも使っているMacBook Proのストレージ容量は128GBのSSDですが、余裕で足りています。

もし予算が限られているのであれば、ストレージ容量を必要最小限にして、浮いた予算をメモリ増設に回したほうが僕は良いと思います。

理由は、写真や動画を本格的に扱うようになるとストレージはどうせ足りなくなるからです。

写真や動画を扱う場合は512GBでは全然足らず、1TB、2TBは絶対に必要になります(ちなみに、カスタマイズで2TB SSDを選ぶと+8万円)。

それなら、ストレージは最初から外付けを前提にした方が安く済みます。例えば、外付けの1.9TB SSDなら2万円台で購入できます。

もちろん、予算に余裕がある人は迷わず512GBもしくは1TB、2TBを選びましょう。

MacBook Air(2020)の気に入っている点

僕がMacBook Airの気に入っている点は以下の二つです。

キーボードが打ちやすい

僕はMicrosoftのSurface Laptop 2というノートパソコンを持っています。MacBook Airと同じ超薄型で同じコンセプトのノートパソコンです。

でも、Surface Laptop 2はMacBook Airと比べて圧倒的に劣る点があります。キーボードが貧弱なんです。

キーボードの面がペコペコしているので、長時間使っていると手首が疲れます。

その点、MacBook Airのキーボードは秀逸です。特に2020年のモデルからはキーボードが改良されて今まで以上に打ちやすくなっています。

キーボードを使う機会が多い人には特におすすめです。

モバイルバッテリーで充電できる

MacBook AirはUSB Type-Cで充電します。ということは、モバイルバッテリーで外出先でも充電できるということです。

僕が持っているSurface Laptop 2は専用の充電器がないと充電できないし、そもそも電源コンセントがないと充電できません。

しかし、MacBook Airはモバイルバッテリーさえ持っていればどこでも充電できるので、外出先でノートパソコンを使う機会が多い人には大きなメリットです。

RAVPower モバイルバッテリー 20000mAh PD対応 60W USB-A+USB-C 2ポート 大容量iPhone/Android/MacBook/ノートパソコン/Switch等対応 PSE認証済 RP-PB201
RAVPOWER

MacBook Air(2020)の残念な点

MacBook Airには一つだけ残念な点があります。それはインカメラの画質性能が低いことです。

MacBook Airに限らずMacBook Proにも言えるのですが、インカメラの解像度が720p HDしかないんです。

今ではZoomやMeetなどのビデオ会議が当たり前になってきていますが、インカメラの解像度が720p HDというのは画質面ではかなり残念な仕様です。

ここは最低でも1080p FHD対応にして欲しかったです。

ちなみに、僕が持っているSurface Laptop 2のインカメラも720p HDです。これが標準なんですかね?

MacBook Air(2020)のおすすめカスタマイズまとめ

最後に僕のおすすめのMacBook Air(2020)のスペック(カスタマイズ前後)をまとめます。

MacBook Air下位モデル
(カスタマイズ前)
MacBook Air
(カスタマイズ後)
CPU 1.1GHz 2コア
Intel Core i3
1.1GHz 4コア
Intel Core i5

(+1万円)
Turbo Boost
使用時
最大3.2GHz 最大3.5GHz
ストレージ容量 256GB SSD 256GB SSD
メモリ容量 8GB 16GB
(+2万円)
価格
(税別)
104,800円 134,800円

僕のおすすめのMacBook Airは下位モデルよりも価格が3万円高くなってしまいましたが、今後5年間以上使うことを考えれば妥当な金額です。

YouTuberのヒカキンさんは「そのとき買える一番良いモデルを買う!」と言っていましたが、さすがに予算にも限度があるので、できる範囲の中でベストな仕様にしました。

これで画像処理や動画編集もそこそこ快適にこなせます!

こちらの記事も合わせてどうぞ!

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする

CAPTCHA