この記事では、おサイフケータイの楽天Edyからスマートフォンの楽天Edyに電子マネーの残高を引き継ぐ方法を紹介します。
新しい4G LTE対応の携帯やスマートフォンに機種変更する際、前もってやっておくことがあります。
それは、モバイルSuicaや楽天Edyなどの電子マネーのデータの引き継ぎです。
データを引き継ぐ前に機種変更してしまうと、楽天Edyの残高を引き継ぐことができなくなってしまうので、機種変更を考えている場合は忘れないようにしましょう。
それでは、ガラケーからスマートフォンへの楽天Edyのデータの引き継ぎ方法を紹介します。
ガラケーから楽天Edyのデータ引き継ぎの大まかな手順
ガラケーから楽天Edyのデータ引き継ぎは意外と手続きが多いので、画像付きでわかりやすく説明します。
主な手順としては以下の通りです。
- 携帯(ガラケー)の楽天Edy残高をサーバに移動する
- スマホのおサイフケータイアプリの初期設定をする
- スマートフォンで楽天Edy残高をサーバから受け取る
- 楽天Edy利用時にポイントが付く設定をする(任意)
- 楽天ポイントカードの設定をする(任意)
- 楽天Edyにクレジットカード情報を登録する
- 楽天Edyにチャージする
「楽天Edy利用時にポイントが付く設定をする」と「楽天ポイントカードの設定をする」は必須ではありませんが、楽天のポイントがたくさん付くので設定しておいた方が断然お得です。
それでは手順を見ていきましょう。
携帯(ガラケー)の楽天Edy残高をサーバに移動する
まず最初に携帯(ガラケー)にチャージされている楽天Edyの残高を楽天Edyのサーバーに移動します。
携帯(ガラケー)のEZアプリメニューから「Edy」または「楽天Edy」アプリを起動します。
Edyのトップ画面で「サービスメニュー」を選択し、決定します(携帯の真ん中のキーを
押す)。
「機種変更の手続き」を選択し、決定します。
「機種変更のお手続き」という画面になります。楽天Edyの残高を「楽天Edyオンライン」に移動するので、「楽天Edyオンライン」を選択し、決定します。
「楽天Edyオンライン連携(無料)」という画面になります。「楽天会員ID」「楽天のパスワード」を入力し、「規約に同意して決定する」を選択し、決定します。
楽天Edyオンラインとおサイフケータイの連携が完了します。この画面で、「Edyを移動する」を選択し、決定します。
「Edyの残高・移動」という画面になります。ここに、現在のおサイフケータイの残高が表示されています。画像の例は「775円」です。
「おサイフケータイから楽天Edyオンラインへ」にチェックを入れ、Edyの残高を入力します(画像の例は775円)。そして、「移動する」を選択し、決定します。
パスワード入力画面になるので、「楽天のパスワード」を入力します。「次へ」を選択し、決定します。
これで、携帯(ガラケー)のEdy残高がサーバ(楽天Edyオンライン)に移動されました。「サービスメニューに戻る」を選択し、決定すれば終了です。
スマホのおサイフケータイアプリの初期設定をする
初めてスマートフォンでおサイフケータイを使用する場合、「おサイフケータイ」アプリの初期設定が必要です。すでに初期設定済みの方はこの項目は読み飛ばして大丈夫です
スマホの「おサイフケータイ」アプリを起動します。
「次へ」の画面が3回出てくるので、「次へ」を続けてタップ(タッチ)します。
「おサイフケータイをはじめる」をタップします。
「初期設定」画面になるので、「はい」をタップします。
「初期設定完了」画面になります。これで初期設定は完了です。「閉じる」をタップします。
するとこの画面になります。この画面では特に何もしませんが、モバイルSuicaなど他のサービスが必要な場合は、この画面から個々のサイトに行くことができます。
スマートフォンで楽天Edy残高をサーバから受け取る
次に楽天Edyオンラインに移動したEdy残高をスマートフォンに移動します。その手順を見ていきましょう。
「楽天Edy」アプリを起動します。もし「楽天Edy」アプリをインストールしていない場合は、Googleの「Playストア」から「楽天Edy」アプリをインストールしておきましょう。
「機種変更の方」をタップします。
「受け取り方法の選択」画面になるので、「楽天会員IDで受け取る」をタップします。
Edyの残高画面になります。当然ですが、残高はまだ0円です。左上のメニュー(三本線)をタップし、メニューの「機種変更の手続き」をタップします。
「機種変更の手続き」画面になるので、「残高を受け取る」をタップします。
「受け取り方法の選択」画面になるので、「楽天会員IDで受け取る」をタップします。
「楽天会員のID入力」の画面になるので、「楽天のユーザID」「楽天のパスワード」を入力します。入力したら、「規約に同意する」にチェックを入れて「次へ進む」をタップします。
「残高の受け取り」画面になるので、「残高を受け取る」をタップします。画像の例では先ほど預けた残高と同じ775円です。
「受け取り完了」画面になれば、楽天Edyの残高の移行作業は終了です。続いて、ポイントの設定をしましょう。「ポイントを設定する」をタップします。
楽天Edy利用時にポイントが付く設定をする
ポイントを設定すると、楽天Edyで支払いを行なった時に、「楽天スーパーポイント」「ANAマイル」「Pontaポイント」などの提携ポイントを貯めることができます。
お得なサービスなので、是非とも設定しておきましょう。この項目を設定しない場合は飛ばしていただいて構いません。
ここでは「楽天スーパーポイント」の設定例を紹介します。「R POINT」のアイコンを選択し「設定する」をタップします。
「情報の入力」画面になるので、「楽天のユーザID」「楽天のパスワード」を入力し、「設定する」をタップします。
「ポイント設定完了」の画面になれば設定完了です。これで、楽天Edyを利用すると「楽天スーパーポイント」がたまります。楽天Edyの利用200円につき1ポイント(1円分)です。「トップへ戻る」をタップします。
トップ画面に戻るとスマホのおサイフケータイのEdy残高が表示されます。画像の例では775円です。
楽天ポイントカードの設定をする
楽天ポイントカードの提携店舗(例えば、ミスタードーナツなど)では楽天ポイントカードを見せると「楽天スーパーポイント」が貯まります。
先ほどは「楽天Edyで支払いをした時」にポイントが貯まる設定でしたが、今回は「提携店舗で楽天ポイントカードを見せた時」にポイントが貯まる設定です。ポイント二重取りです。この項目を設定しない場合は飛ばしていただいて構いません。
トップ画面の右上の「楽天ポイントカード」のアイコンをタップします。
「楽天ポイントカード」画面で「ログイン画面へ」をタップします。
「楽天会員ログイン」画面になるので、「楽天のユーザID」「楽天のパスワード」を入力し、「ログインする」をタップします。
「楽天ポイントカード利用規約」にチェックを入れます。必要に応じて「楽天ポイントカードニュース」の「配信を希望する」にチェックを入れます(僕はチェックを外しました)。そして、「楽天ポイントカードの利用登録をする」をタップします。
以下の画面が表示されれば設定完了です。「Rポイントカード」は「楽天ポイントカード」のことです。
楽天ポイントカードの提携店舗で支払い時にこのバーコードを見せれば、バーコードをスキャンしてくれるので楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天Edyにクレジットカード情報を登録する
スマホの楽天Edyにクレジットカードからチャージするための設定をします。以下のメイン画面の「チャージ」をタップします。
「チャージ方法の設定」画面になります。この時点ではチャージ方法は設定されていません。
既に楽天会員情報に登録済みのクレジットカードがある場合は「設定する」をタップします。新たにクレジットカード情報を登録し直す場合は「新しくチャージ方法を登録する」をタップします。
僕のおすすめの方法は「楽天カード」を登録することです。楽天カードからEdyにチャージすると、200円のチャージにつき「楽天スーパーポイント」が1ポイント(1円分)付きます(たまにキャンペーンで2ポイント付きます)。
ここでは、既に楽天会員情報に登録済みのクレジットカードがあるので、「設定する」をタップします。
「楽天会員IDの入力」画面になるので、「楽天のユーザID」「楽天のパスワード」を入力し、「規約に同意する」にチェックを入れて「次へ進む」をタップします。
「登録情報の確認」画面になるので、クレジットカード情報を確認して、「セキュリティコード」を入力します。入力したら「設定する」をタップします。
「設定完了」の画面になります。これで、チャージ方法の設定は完了です。
楽天Edyにチャージする
それでは、試しにEdyにチャージしてみましょう。以下のメイン画面の「チャージ」をタップします。
以下の画面になるので、「チャージ金額」と「楽天のパスワード」を入力します。画像の例では3,000円チャージします。入力したら「チャージする」をタップします。
チャージが完了するとメイン画面に戻ります。画像の例では775円に3,000円が追加されたので、Edyの残高は3,775円になりました。
まとめ
手順は少し長いですが、一度設定してしまえば使い方は簡単です。残高が足りなくなったらトップ画面で「チャージ」するだけです。また、「楽天ポイントカード」を使いたい場合は右上のアイコンからバーコードを表示させるだけです。
これで携帯(ガラケー)からスマホへの「楽天Edy」の移行は完了です。
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