「子どもと一緒に海外旅行に行ってますか?」
最近はバニラエアやピーチなどのLCC(格安航空会社)の就航が増えてきて、海外が身近に感じられるようになってきました。家族旅行で手軽に海外に行けるのはうれしい限りです。でも、
「子どもが小さいうちは国内旅行でじゅうぶん!」
「海外旅行は値段が高いから家族旅行なんて無理無理!」
と、子どもを海外旅行に連れて行くことを諦めていないでしょうか?
もしそう考えているとしたら、それは子どもの成長に対してとてももったいないことです。実は子どもが幼稚園や小学校低学年のうちから、海外旅行に連れて行った方が良いんです。
そこで、どうして子どもが小さいうちに海外旅行に連れて行った方がいいのか、連れて行くとしたらどこがいいのか、について紹介したいと思います。
子どもを海外旅行に連れて行くメリット
子どもは初めての体験が大好き
子どもは大人が思っている以上に好奇心が旺盛です。初めて見るものや初めて触るものなど、未知のものに対しては興味津々で目を輝かせます。
例えば、初めて子どもにカブト虫をみせたとき。「キャー!」と言いながらも、目をキラキラ輝かせて好奇心旺盛に指先でツンツンと角を触ってみたりします。
例えは少し違うけれども、そんな感じです。
メディアからの情報の影響
でも、子供が成長する過程でテレビやネットなどのメディアを通じて様々な情報に触れるので、自分自身で体験するよりも前に多くの情報で頭や心が満たされてしまいます。
そして、いざ自分で初体験してみても、すでに多くの情報に触れているので新鮮味に欠けて感動が薄いものになってしまいます。
「これテレビで見たことある!」
「なんかテレビで見たのと違う!」
もし、子どもを旅行に連れて行ってこんな反応をされたら、親はショックですよね。子どもの純粋な心にとっては、情報過多の世界は必ずしも幸せではないかもしれません。
子どもが小さいからこそ海外旅行へ
自分の知らないこと、見たことないことに初めて触れたとき、心が動かされるような体験をしたとき、その経験は深く心に刻み込まれます。
心で感じることによって、その時の体験とともにワクワク感やドキドキ感などの感情も一緒に心に刻み込まれるので、その体験は一生の思い出になります。
「わー、こんな電車見たことない!」
「えー、この料理食べられるの?」
こんな経験ができるのは、幼稚園や小学校低学年のような心が純粋な時期しかありません。そして、そのような経験を通して、世界の多様性、人々の多様性を心で感じることができるのです。
だからこそ、子どもが小さいうちに海外旅行に連れて行くことをオススメします。
子どもとの海外旅行で注意したいこと
小さい子どもを海外旅行に連れて行くのって、親としては心配ですよね。大人なら多少無理をしても気力と体力で乗り切れますが、特に小さい子どもにとっては海外は日本とまったく環境が違うので、体への負担が大きいです。
そこで、子どもを海外旅行に連れて行くときに注意したいことを考えてみましょう。
フライト時間はどれくらいまでOK?
海外旅行となると飛行機のフライト時間は当然長くなります。ヨーロッパなどはフライト時間は12時間くらい、ハワイでも7時間くらいかかります。
子どもってそんなに長い時間じっとしていられません。せいぜい4時間が限度かと思います。4時間のフライトだと
・離陸:30分
・食事:30分
・休憩:30分
・映画:2時間
・着陸:30分
でちょうど4時間くらいなので、スマホやタブレット端末にドラえもんの映画などを入れておけば、飽きずに飛行機に乗ってられます。
なので、海外旅行の旅行先を選ぶ上で、フライト時間は4時間以内というのが一つの目安になります。
時差はどれくらいまでOK?
ヨーロッパなどに行くと大人でも時差ぼけでつらい時があります。身体の調整能力が未熟な子どもにとっては時差は大敵です。
海外旅行では環境が日本と大きく異なるので、ただでさえ精神的な負担が大きくなります。それに加えて時差による体内時計の乱れは子どもの体調を崩しかねません。
子どもの健康を考えると時差はなるべく小さくしたいものです。日常生活でもたまに夜更かしすることはあると思いますので、その程度であれば影響は少ないでしょう。
そう考えると、時差は3時間以内にしたいところです。
食べ物はどうすればいい?
海外の食事は日本とはまったく異なります。日本の食事は素材の旨みを利用して薄味のものが多いですが、海外では香草を使ったり、スパイスを使ったり、あるいはこってりの肉料理が多かったり。
最初の頃は料理が美味しい国に行くのがいいでしょう。食事が原因で海外に拒否反応を示してしまい、「海外なんて行きたくない!」なんて言われてしまったら大変です。
子どもと行く海外旅行、オススメは台湾
では、子どもと初めて海外旅行に行く場合、どこに行くのが良いでしょうか。それはズバリ台湾です。なぜ台湾が良いのか、私なりの考えをまとめてみました。
日本からのフライト時間が3〜4時間
日本から台湾へのフライトは東京(羽田空港や成田空港)から3〜4時間です。2時間の映画を見て、飛行機内で食事をしていればすぐに着いてしまいます。
日本との時差が1時間
日本と台湾の時差は1時間です。私の子どもはけっこう環境の変化に敏感で、すぐ便秘になったりしてしまいますが、時差が1時間であれば時差が原因で体調を崩すことはないので安心です。
食事が美味しい
台湾は料理がおいしいです。そして、魯肉飯、牛肉麺、小籠包、チャーハンなど、子どもが好きな料理がたくさんあります。また、マンゴーなどの果実もあり、子どもの食べ物には困りません。
もし食事で困ったとしても、新光三越などのデパートにはフードコートが充実しているので安心です。また、コンビニやモスバーガーなどもあちこちにあります。
台湾の人は子どもに親切
子どもに親切なのはどこの国でも同じですが、台湾の人は特に子どもに親切です。電車に乗れば必ず席を譲ってくれますし、いつも優しく接してくれます。
台湾であれば小さな子どもと一緒でも安心して旅行できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。先入観がなく好奇心旺盛な子どもだからこそ海外に行って感じることはとても多く、そして意味のあるものになります。きっと良い経験になるでしょう。
子どもはすぐに大きくなってしまいます。是非とも小学校低学年くらいのうちに海外旅行に連れて行くことをオススメします。
「いつ海外に連れて行くの?」
「今でしょ!」
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