台湾旅行の全出費を公開 激安で充実の台湾旅行−3(台湾の交通編)

第2部(台湾旅行の全出費を公開 激安で充実の台湾旅行−2(プリペイドSIM編))に引き続き、第3部の台湾の交通編に移りたいと思います。

台湾での移動手段

台湾での移動手段は主に地下鉄MRT、台湾鉄道(台鉄)、台湾高速鉄道(高鉄)、バス、タクシーがあります。バス、タクシーは説明するまでもありませんが、MRTは東京メトロ(いわゆる地下鉄)、台湾鉄道はJR、台湾高速鉄道は新幹線のイメージです。乗車方法も似ているので、日本からの旅行者にも使いやすいでしょう。

バス

正直なところ私は台湾の路線バスには乗車したことがありません。基本的に悠遊カード(非接触型ICカード)が使えるので料金の支払いは問題ないと思いますが、行き先表示がよくわからないです。まぁ、バスに乗る必要のある場所にまだ行っていないからではありますが。ただ、桃園国際空港から台北市内への移動は旅客バスが安くて便利です。國光客運は本数も多く、漢字もなんとなく覚えやすいので乗りやすいです。実際乗車してみると日本人は一人もいなかったので、いきなり台湾気分を味わいたい人にはオススメです。

タクシー

台北市内の移動は基本的にはMRTが便利ですが、荷物が多い場合などはタクシーが便利です。例えば、台北市内のパイナップルケーキの有名店「佳徳糕餅(ChiaTe)」でパイナップルケーキを15箱買った場合は店の前にタクシーが待ち構えているのでついついタクシーを使ってしまいます。また、帰国日に台北市内から桃園国際空港に向かう場合は、キャリーバッグやお土産などの手荷物も多いので積極的にタクシーを使いましょう。

ちなみに、私の台北市内のオススメのホテル「家美飯店(ウェルカムホテル台北)」から桃園国際空港までは片道1,200元(約4,000円)です(所要時間は約45分)。事前にホテルのフロントでタクシーを手配してもらいましょう。
余談ですが、台北のタクシーの運転はスリル満点です。シートベルトは必ず装着しましょう。

台北MRT、高雄MRT

MRTは東京メトロのような地下鉄です。悠遊カードという非接触型ICカード(SuicaやPASMOのようなもの)を購入しておけば、毎回切符(トークン)を購入する必要がありません。1回の乗車はだいたい20〜30元(約70〜100円)くらいです。運行間隔が3〜5分くらいで非常に便利なので、台北、高雄でのメインの移動手段となるでしょう。ちなみに、MRTに子ども料金の設定はなく、身長115cm以上または6歳以上の子どもは大人と同額の料金になります。

台湾鉄道(台鉄)

台湾の市内から少し離れた観光地を巡るには台湾鉄道(台鉄)が便利です。例えば、高雄から台南に移動する時に使います。時刻表は台湾鉄道のホームページから確認できるので便利です。日本語にも対応しています。時刻表を確認したら、乗りたい電車をスマホのメモ帳などにメモして切符売り場の人に見せれば、言葉が通じなくても切符を買うことができます。

切符購入のメモの例

・自強号 (電車の種類)
・高雄→台南 (行き先)
・12:03 (発車時刻)
・大人 2 (大人の人数)
・小人 1 (子どもの人数)

ちなみに、この場合、大人106元/人、小人53元/人です(子どもは半額)。自強号は全席指定の特急です。停車駅が少ないので早く目的地に着きますが、その分少し割高です。莒光号というのもあり、こちらは全席指定の急行になります。こちらの方が停車駅が多いので少し時間がかかりますが、少しだけ安いです。時間が合えば自強号をオススメします。

なお、指定席にもかかわらず自分の席に誰かが座っている場合がありますが、その場合は切符を見せればどいてくれます。台湾では普通のことなので、あまり気にせずどいてもらいましょう。実は全席指定と言いつつ、悠遊カードで乗車した場合などは座席指定にはならないので、とりあえず空いている席に座っていいことになっているためです。

台湾高速鉄道(高鉄)

高雄から台北に向かうなど長距離を短時間で移動したい場合には台湾高速鉄道(台湾新幹線)に乗りましょう。台湾新幹線には日本の新幹線技術が使われているので車両は日本の新幹線そのものです。時刻表は台湾高速鉄道のホームページから確認できるので便利です。日本語にも対応しています。台湾鉄道と同様に乗りたい電車をスマホのメモ帳などにメモして切符売り場の人に見せれば、言葉が通じなくても切符を買うことができます。なお、支払いにはVISAやJCBなどのクレジットカードが使えます。

切符購入のメモの例

・左営→台北 (行き先)
・11:55 (発車時刻)
・標準廂 (座席の種類、標準廂は指定席)
・大人 2 (大人の人数)
・小人 1 (子どもの人数)

この場合の料金は、大人1,430元/人、小人745元/人です。所要時間はこの例では約1時間半ですが、各駅停車の場合は2時間20分くらいかかるので、停車駅の数に注意しましょう。なお、台湾新幹線の場合も自分の席に誰かが座っている場合があるので、その場合はどいてもらいましょう。

台湾での移動費用まとめ

台湾の中で移動にかかる費用は大人2人、子ども1人で合計6,260元(約21,000円)です。詳細は以下の通りです。

1日目 高雄(225元 = 約742円)

空港からホテルへ移動
・MRT 高雄国際機場駅 → 鹽埕浦駅 35元 × 3
ホテルから夜市へ移動(往復)
・MRT 鹽埕浦駅 → 美麗島駅 20元 × 3
・MRT 美麗島駅 → 鹽埕浦駅 20元 × 3

2日目 高雄、台南(710元 = 約2,343円)

ホテルから台南に移動(往復)
・MRT 鹽埕浦駅 → 高雄車駅 20元 × 3
・台鉄 高雄駅 → 台南駅 106元 × 2、53元
・台鉄 台南駅 → 高雄駅 106元 × 2、53元
漢神巨蛋デパートに移動
・MRT 高雄車駅 → 巨蛋駅 20元 × 3
ホテルに帰宅
・MRT 巨蛋駅 → 鹽埕浦駅 20元 × 3

3日目 高雄→台北(3,875元 = 約12,788円)

ホテル(高雄)から台北に移動
・MRT 鹽埕浦駅 → 左営駅 30元 × 3
・高鉄 左営駅 → 台北駅 1,430元 × 2、745元
・MRT 台北駅 → 善導寺駅 20元 × 3
ホテル(台北)から夜市に移動(往復)
・MRT 善導寺駅 → 剣潭駅 20元 × 3
・MRT 剣潭駅 → 善導寺駅 20元 × 3

4日目 台北(1,450元 = 約4,785円)

パイナップルケーキ屋に移動(往復)
・MRT 善導寺駅 → 南京三民駅 25元 × 3
・タクシー 佳徳糕餅(ChiaTe)→ 家美飯店 175元くらい
ホテルから桃園国際空港に移動
・タクシー 家美飯店 → 桃園国際空港 1,200元

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