Googleマップのタイムラインを活用 GPSをオンにしてスマホを探したり、移動履歴を見てみよう

Googleマップのタイムラインを活用 GPSをオンにしてスマホを探したり、移動履歴を見てみよう



スマートフォンにはGPS(現在位置を測る装置)が内蔵されているので、GPS機能がONになっていれば自分が今どこにいるのか地図上に示すことができます。

この機能を利用しているのが、GoogleマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリです。

また、Androidスマホを使っている方はGoogleのアカウントを持っていると思いますが、Googleのサービスを利用するとパソコンでスマホの場所を調べることができます(スマホのGPSがONの場合)。

これはスマホを落としたり無くしたりした時にスマホを探すための機能です。僕も一度だけスマホが行方不明になり、この機能のお世話になったことがあります。

外出先でスマホを無くしたかと思いましたが、Googleの「スマートフォンを探す」機能を使ったら自宅にあることがわかり、自宅を探したらカバンの底の方にに入っていたというオチです。

いざという時に役に立つ機能なので、「スマートフォンを探す」にはどうしたらいいか、やり方を紹介したいと思います。

また、スマートフォンを探す以外にも面白い使い方ができるので、その方法も紹介します。

スマホのGPSをONにする

普段、電池の節約のためにGPS機能をオフにしている方もいるかと思いますが、せっかくのスマホの便利な機能なのでGPSは常時オンにしておきましょう。

設定は簡単です。スマホの設定画面を開いて、位置情報(GPS)をONにするだけです(スマホのメーカーによって画面が若干異なります)。

「モード」という項目は位置精度を重視するか、バッテリーの節約を重視するかの設定です。私は高精度(GPS、WiFi、モバイルネットワークで位置情報を取得)にしています。

GPSをオンにしたら、正常に位置情報が機能しているかGoogleマップで調べてみましょう。地図上に自分の居場所が表示されていれば問題ありません。

なお、建物の中など電波の届きにくい場所は正しく表示されない場合があります。また、状況によっては誤差は100メートルくらいある場合もあります。

うまくGPSの電波を受信してくれない場合は、スマホを手で持って空中で大きく8の字を描くように動かしてみましょう。電波を受信しやすくなります(気のせいかもしれませんが…)。

スマホの場所を探してみよう

それでは、自分のスマホの場所を探してみましょう。

スマホの場所を探すにはパソコンが必要です(スマホが手元にないのだから当たり前ですよね)。Google ChromeなどのブラウザでGoogleにログインして自分のアカウント情報に入ります。

この画面の中の「スマートフォンを探す」という項目を選択します。

同じGoogleアカウントを使っているスマホやタブレット端末を何台も持っている場合、その台数分だけ表示されます。下の例の場合、Fujitsu arrows M03を選択してみます。

パスワードを聞かれるので、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。

下の画面になるので、「端末を探す」をクリックします。

再度パスワードを聞かれるので、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。

すると日本地図が開きます。スマホの位置が表示されていない場合は、スマホ画面の横にある「更新(矢印)」ボタンをクリックします。

しばらくすると、スマホの場所を地図上に表示してくれます。

一回では検知しない場合があるので、その場合は何回か「更新(矢印)」ボタンをクリックしてみましょう。そのうち表示されます。

スマホの設定や電波状況によって位置情報の誤差は異なりますが、数メートルから100メートルくらいの誤差と考えておけば良いでしょう。

なお、この画面ではスマホを鳴らしたり、スマホのデータを消去したりできます。もしスマホを無くしてしまったら活用してみてください。

スマホの移動履歴を見てみよう

先ほどはスマホの現在地を確認しましたが、実はGoogleマップの「タイムライン」という機能を使うと、過去のスマホの移動履歴を見ることができます。

実はスマホの位置情報はGoogleに筒抜けになっているんです(設定でオフにすることもできます)。

まずはGoogleマップを開いてみましょう。パソコン、スマホのどちらでも大丈夫です。メニューから「タイムライン」を選択します(下図はパソコンの例)。

すると地図上に自分が過去に訪れた場所が赤い点で表示されます。下の例は台湾ですが、台北、高雄、台南に行ったことがバレバレですね。

もし何も表示されていない場合は、設定がオフになっている可能性があります。画面の下にある「ロケーション履歴を管理」をクリックします。

ここの「ロケーション履歴」のスイッチをオン(青)にします。これで、今後の移動経路を表示することができます。

また、移動経路の表示は日付を指定することもできます。試しに数日前の日付を入力してみてください。きっと自分が訪れた場所が表示されていると思いますよ。

例えば、コンビニやショッピングモールなど、地図上にある施設を訪れたときには、かなり正確に表示されます。

タイムラインの便利な使い方

「ロケーション履歴はプライバシーが心配!」と思う人もいるかもしれませんが、以下のような便利な使い方もできます。他にも色々な用途に使えそうですね。

旅行先の移動経路を記録する

旅行で初めて訪れた場所はなかなか覚えられないですよね。

GPS機能がオンのときにスマホで写真を撮れば写真に位置情報が記録されますが、そうでない場合は「あそこはいい場所だったけど、どこだったかなぁ。」と思い出すのもひと苦労です。

そんなときは、事前に「スマホのGPS機能」と「Googleのロケーション履歴」をオンにしておきましょう。

盗難防止装置の代わりにする

高級車などに乗っていると、自動車の盗難のリスクが高まります。

そんな時は安いSIMフリースマホにnuroモバイルの0 SIMを挿して車の中に置いておけば、月額無料(通信量が500MB未満)で車の移動経路を記録することができます。

万が一、車が盗まれた時も半径100メートルくらいの精度で車の位置を特定することができます。

ただし、夏場の直射日光など暑くなる場所にスマホを置きっぱなしにすると、スマホのバッテリーが爆発する危険性があるので、取り扱いには注意しましょう。

子どものキッズケータイの代わりにする

子どもを習い事などに行かせている家庭では、子どもの居場所を確認するためにキッズケータイを持たせている人も多いかと思います。

でも、キッズケータイは毎月1,000円くらいかかりますし、GPS精度や使い勝手があまりよくありません。

そんな時にも安いSIMフリースマホにnuroモバイルの0 SIMの組合せが使えます。月額無料(通信量が500MB未満)で使えますし、GPS精度も良いので、キッズケータイに不満を持っている方は代替案としていかがでしょうか。

まとめ

僕はGoogleマップを操作していたら、たまたま「タイムライン」という機能を触ってしまい、自分のスマホの移動経路が記録されていることを知りました。

最初はびっくりしましたが、台湾に旅行に行った記録など過去に訪れた場所がすべて記録されているので、それはそれで楽しいかなと思いました。

使い方は人それぞれですが、このような機能があることを知っていれば、いざとうい時に役立つかもしれません。困った時の参考にして頂ければ幸いです。

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