小学校の運動会での写真撮影(カメラの準備編)このカメラがあれば大丈夫!






小学校の運動会といえば10月頃に行われるのが一般的でしたが、最近では5月頃に行われるところもあるようです。新学期が始まったばかりなのに小学生も大変ですね。

5月頃は天候も安定していて気温も快適なので、運動会にはいい季節かもしれません。

そこで今日は運動会の日が近づいてきた人のために「小学校の運動会で子どもの姿をキレイに撮影するために、どんなカメラ・レンズを選んだらいいか」を紹介したいと思います。

ただ、私はプロのカメラマンではないので、アマチュア目線で「こんなカメラを準備して、こんな風に撮ったらいい写真が撮れたよ。」というのを共有させて頂き、少しでもお役に立てたらなと思います。

運動会での写真撮影

運動会の場所取りは必要か?

運動会は始まる前から保護者たちの競争は始まっています。そう、場所取りです。「近くで観戦したい!」という思いで、朝早くから場所取りをする保護者は多いと思います。

でも、私は特に場所取りはしません。良い写真を撮るために朝の場所取りは不要だからです。

それよりも、日陰になるような場所に陣取るのが良いです。小学校は1年から6年まであり待ち時間の方が多いので、少しでも快適に休憩できる方が重要です。写真を撮るときはその都度移動すればいいのです。

運動会でどんな写真を撮りたいか?

運動会で写真を撮る場面は以下のような感じだと思います。
・入場行進
・徒競走
・ダンス
・お弁当
・応援合戦
・リレー
・閉会式
・その他、友達と遊んでいるところ

小学校の校庭は広いのでズームで大きく撮りたいですし、徒競走やリレーで走っている姿をビシッとカッコよく撮りたいものです。

また、運動会の雰囲気を感じるために全景も撮りたいですね。

「どんな写真を撮りたいか?」それによって持っていくべきカメラの種類が変わります。

運動会でオススメのカメラ

運動会で写真を撮るにはやっぱりデジタル一眼レフカメラをオススメします。

コンパクトカメラやミラーレス一眼でも良い写真は撮れますが、走っている姿、ダンスなどで動いている姿を撮るにはデジタル一眼レフカメラが圧倒的に有利です。

狙った被写体をブレずに撮れるし、背景をぼかしで主役を引き立たせることも可能です。簡単に言うと、自分の子どもをカッコよく、かわいく撮れます。

一眼レフカメラにはエントリーモデル(入門機)からハイエンドモデル(高級機)までありますが、エントリーモデルでも十分に運動会には対応できるので、一眼レフカメラであればどのモデルでも問題ないです。

もちろん、ハイエンドほど快適に撮影できるのは言うまでもありません。

私はキヤノンのカメラを使っているので、キヤノンを例に挙げると、

  • 入門機 Canon EOS Kissシリーズ
  • 中級機 Canon EOS 6D、7D Mark II、80Dなど

このあたりでしょうか。入門機なら10万円以下、中級機なら20万円前後です(レンズ込み)。

ちなみに私はEOS Kiss X3とEOS 6Dを使っていて、メインはフルサイズのEOS 6Dです。小学校の運動会程度ならばEOS Kiss X3でも十分きれいな写真が撮れます。

運動会でオススメのレンズ

小学校の校庭は広いので高倍率のズームレンズを準備しておきたいです。校庭の反対側から撮影するには高倍率ズームレンズが必須です。焦点距離が35mm判換算で300mmあれば十分です。

実際、自分で撮影した写真のデータを見ると高倍率(300mm)で撮影しているものは少なく、中倍率(80mm〜150mm)で撮影したものが多いです。

というのも、良い場所で撮影できるように常に動き回っているからです。

ということで、オススメの焦点距離は以下のようになります。

  • フルサイズの場合:70-300mm
  • APS-Cの場合:55-250mm(35mm判換算で88-400mm)

私の場合は運動会の全体雰囲気を撮影したい場合が多いので、焦点距離70mmを優先させてフルサイズのカメラを運動会のメインカメラにしています。

ちなみに、キヤノンのフルサイズのカメラで使える70-300mmの高倍率ズームレンズは主には以下の3つです。

  • キヤノン EF70-300mm F4-5.6L IS USM
  • キヤノン EF70-300mm F4-5.6 IS II USM(新発売)
  • タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)

私のオススメはタムロンです。理由は安くて軽いから。¥30,000くらいで買えます。運動会では撮影が長時間になるので軽いというのは重要です。

その他、必要なカメラ、小物類

一眼レフカメラはレンズ交換が魅力ですが、運動会ではレンズを交換しているヒマはありません。それに、砂埃が舞っていたりするとレンズ交換をためらってしまい、決定的瞬間を撮り逃してしまう可能性があります。

そのため、広角で撮影出来るコンパクトカメラを1台準備しておくことをオススメします。なぜなら、学校のお友達とのツーショットやお昼休みにお弁当を食べている時の撮影など距離の近い被写体に対しては焦点距離70mmでは写真に収まらないからです。

コンパクトカメラのように小さいものであれば、ズポンのポケットに入れておいても邪魔になりませんし、万が一、一眼レフカメラが壊れた時にも最悪の事態(写真が全く撮れない)は避けられます。

そして、忘れてはいけないのが予備のメモリカードと予備の電池です。

運動会の撮影では連写をするので書き込み速度が速く信頼性の高いSanDiskのメモリカードがオススメです。また、予備の電池は純正品に越したことはありませんが、使い切ることは滅多にないので私は互換品(ロワジャパン社製)を準備しています。

まとめ

いかがでしたか。私が小学校の運動会で準備しているカメラ、レンズ、その他小物類を説明してきました。もう一度まとめると以下のようになります。

  • デジタル一眼レフカメラ(望遠ズームレンズ装着)
  • コンパクトカメラ(スマホのカメラでも可)
  • 予備のメモリカード、予備の電池

備えあれば憂いなし。これらを事前に準備しておけば小学校の運動会の写真撮影はバッチリでしょう。

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