iPadをノートパソコンとして使えるか? 用途次第だけど僕の結論は「難しい」かな






この記事では、iPadがノートパソコンの代わりとして使い物になるのかどうかをご紹介します。

iPadの購入を検討している人で、このような悩みはありませんか?

「iPadってノートパソコンとしても使えるの?」

せっかく高価なiPadを買うんですから、ノートパソコンとしても使いたいですよね。

そんな悩みをスッキリさせるために、実際にiPadを購入した僕が、iPadをノートパソコンとして使ってみて、便利な点、不便な点をまとめてみました。

そして、最後に、こんな使い方ならiPadがおすすめできるという点をまとめてみました。

このブログを読めばきっと悩みがスッキリしますよ!

iPadを選ぶ目的は手書きのイラストを描くこと

そもそも、iPadを買って何に使いますか?

単にYouTube動画を見たり、ネットを見たりするだけではもったいないです。それだけなら、2万円台で買えるAndroidのタブレット端末を買ったほうが幸せです。安いし軽いし。

iPadを選ぶか選ばないかの判断基準は、イラストを描くか描かないかで決めると良いです。

  • イラストを描く → iPadが最適
  • イラストを描かない → iPadである必要なし

なぜイラストなのかというと、iPadの真髄は描き心地が最高のApple Pencilにあるからです。

イラストを描かないのであれば、iPadは宝の持ち腐れになってしまいます。

とは言っても「イラストは描かないけれど、iPadを候補から捨てきれない」という人もいるでしょう。やっぱり、iPadをパソコンとしても使いたい…と。

そんな人のために、iPadをノートパソコンとして使ったらどんな感じになるのかを、次から説明していきます。

Bluetoothキーボードを使って、iPadをノートパソコンとして使う

iPadをノートパソコンとして使うためにはBluetoothキーボードが必要です。Amazonなどではさまざまな種類のものが売られていますが、Mac用のキー配列のキーボードを使うようにしましょう。

Windows用のキー配列のものはiPadでは非常に使いにくいです。

僕のオススメはiPadカバーと一体となったロジクールの「SLIM FOLIO iK1053」です。このキーボードはMac用のキー配列なので、Macのショートカットのコマンドが同じように使えます。

iPadをノートパソコンとして使うメリット

軽くて持ち運びに便利

一番軽いMacBook Airは1.25キログラムですが、iPad 9.7インチのWi-Fiモデルはたった469グラムです。キーボード一体型のカバー(445グラム)を装着しても914グラムなので、屋外に頻繁に持ち歩く場合には荷物が少なく済みます。

起動時間が短い

iPadは基本的には電源を落とさず、使わない時でもスリープ状態なので、使うときは一瞬で起動します。

MacBook Airなどは早くても起動に15秒くらいかかります。ほんの少しの差ですが、体感の時間差は大きいです。

値段が安い

MacBook AirとiPad 9.7インチの価格差は雲泥の差です。

  • MacBook Air:134,800円(税別)〜
  • iPad 9.7インチ:37,800円(税別)〜
  • キーボード付きカバー:約10,000円

iPadの値段ですべてが快適にできたら最高に嬉しいですね。

iPadをノートパソコンとして使うデメリット

マウスが使えない

iPadのデメリットはこれに尽きます。マウスが使えないために、すべての操作に対してストレスが溜まります

  • 項目を選択する
  • 画面をスクロールする
  • アプリを切り替える

どれも頻繁に行う作業ですが、これらを行うたびに画面に手を伸ばす必要があります。

もちろん、ショートカットも用意されているので、慣れればある程度はなんとかなるんでしょうが、なかなか慣れません。

「それくらい我慢するから大丈夫!」

なんて考えている人は「あまい」です。きっと5分でイヤになります

実は僕もこのブログ記事をiPadで書いてみたのですが、思い通りに操作ができずストレスが溜まりまくりでした。

まったく使い物にならず、結局iPadでブログを書くのは諦めました。

iPad OS ver.13以降ではiPadでマウスが使えるようになりました。これにより少しは使いやすくなりましたが、ノートパソコンと比較するとまだまだストレスが溜まります。

用途を限定すればiPadでも大丈夫!

それでは、iPadをノートパソコンとして利用するのはダメダメかというと、そうとも言い切れません。用途を限定すれば先ほど述べたメリットを活かすことができます。

すでに作ってある資料の編集や修正

プレゼンテーションなどで使う資料を最初から作るのは大変ですが、すでに作ってある資料に少し手を加える程度であればiPadでも十分に対応できます。

テキストだけの作成

僕のブログはワードプレスというブログ作成ツールで書いているのですが、iPadでは非常に扱いにくいです。文字を装飾したりレイアウトを確認するたびに画面をタップする必要がありますからね。

でも、テキストエディターを使って文章を書くのであればiPadでも十分快適です。

画像の編集

iPadには使いやすい画像処理アプリがたくさんあるので、画像を扱うのであればiPadは最適です。僕のおすすめアプリは「Pixelmator」と「アイビスペイントX」です。

Pixelmator

Pixelmator

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アイビスペイントX

アイビスペイントX

posted withアプリーチ

iPadはサブのマシンとして使うのが良い

僕の意見としては、「iPadをノートパソコンのようにメイン用途で使うのは難しい」です。やはり、メインマシンとしてパソコンがあって、その補助としてiPadを使うのが良いと思います。

そして、iPadが一番威力を発揮するのは手描きのイラスト作成です。これはパソコンだけでは難しいです。

実際、僕の作業環境は以下のようになっています。

  • iMac + 外付けモニター:メイン環境
  • MacBook Pro:サブ環境
  • iPad 9.7インチ:イラスト作成用

なんだかんだ言っても、効率良く快適に作業するにはパソコンが必要ということです。

まとめ

先ほども書きましたが、結論としては「iPadはノートパソコンの代わりに使うことは難しい!」です。

イラスト作成をしたい人はiPadを、イラスト作成しない人はパソコン(iMacかMacBook)を買いましょう。

イラスト作成もしたいし、ブログの執筆などもやりたい人は、iPadとパソコン(iMacかMacBook)の両方を買いましょう。

これが一番幸せです。

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