この記事では、Macの写真アプリでどこで撮影したかを示す位置情報を複数の写真にまとめて追加する方法を紹介します。
Macで写真を整理している人は標準の「iPhoto」か「写真」アプリを使っている人が多いのではないでしょうか?
僕は「写真」アプリを使っています。
「写真」アプリを使っている中で一つだけ不満な点があります。
それは、「写真」アプリにはiPhotoにあった「位置情報をコピペする機能」が無いんです。
「写真」アプリの前身のiPhotoでは「位置情報をコピー」「位置情報をペースト」が簡単にでき、すでに位置情報が付いている写真の位置情報を別の写真に簡単にコピーすることができました。
例えば、東京ディズニーランドで撮影した写真が100枚あった時に、最初の1枚だけ東京ディズニーランドに位置情報を設定します。
その写真を選択した状態でコピーし、次に他の99枚の写真をまとめて選択した状態で「位置情報をペースト」すると、99枚の写真に一括して東京ディズニーランドの位置情報を付けることができます。
「写真」アプリにはその機能が無いんです。
しかし最近、「写真」アプリで位置情報を複数の写真にまとめて追加する方法がわかったのでその方法を紹介します。
写真アプリで位置情報をまとめて付ける
「写真」アプリでも写真に位置情報を付けることができます。写真を表示させた状態で情報ウィンドウを開くと位置情報を付けることができます。これはiPhotoと同じです。
ところが、この位置情報を他の写真にコピペできないんです。
でも、コピー以外の別の方法で複数の写真に一括して同じ位置情報をつけることはできます。
やり方は簡単なのでこれから順を追って説明します。
まず、位置情報を付けたい写真を選択します。写真を個別に選択したい場合は、コマンドキーを押しながら写真を選択すれば複数の写真を選択できます。
次にメニューバーの「ウインドウ」から「情報」を選択します。
すると情報ウインドウが開きます。ここに「位置情報を割り当てる」という欄があります。
そこに位置情報のキーワードを入力します。例えば「東京ディズニーランド」などです。すると候補地がリストアップされます。
候補地を選択すれば位置情報が割り当てられます。
地図が表示され位置情報が付与されれば完了です。下図の例では462枚の写真に位置情報が付きました。
これで、選択したすべての写真に一括して位置情報を付けることができます。
位置情報を追加すると写真を見るのが楽しくなる
写真に位置情報を付けておくと、「写真」アプリの「撮影地」のライブラリを開いたときに、地図上のどこで写真を撮影したかがわかります。
上の例では、日本と台湾です。台湾の地図を拡大すると、さらに詳細がわかります。
このように写真に位置情報を付けておくと、あとで写真を見返したときに、撮影時の思い出が蘇ってきて、より感慨深いものとなります。
今回の方法では複数の写真にまとめて位置情報を付けられるので、忘れずに位置情報を付けておくことをおすすめします。
まとめ
「写真」アプリでは位置情報をコピー、ペーストすることはできないですが、今回の方法では複数の写真に一括して位置情報を付けることができます。
これで写真に位置情報を付ける作業の負担が大幅に低減されるます。もし困っている方がいたら、参考にして頂ければ幸いです。
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