この記事では、楽天モバイルとpovoのデュアルSIMの組み合わせにすることで、高速データ通信2.5GB、月額495円で電話かけ放題にする方法を紹介します。
僕はスマホの月額料金をいかに安くするかを日々研究していて、高速データ通信がそこそこ使えて、月額料金も非常に安くなる組み合わせを見出しました。
それは楽天モバイルとpovo2.0をデュアルSIMで交互に使うという使い方です。
デュアルSIM対応のスマホが必要になりますが、特に難しい設定などはせずにスマホの月額料金を節約することができます。
それでは、まず楽天モバイルとpovo2.0の特徴を見ていきましょう。
楽天モバイルは1GBまで月額料金が0円で電話かけ放題
ここでは楽天モバイルの料金体系と繋がりやすさを簡単に紹介します。
楽天モバイルの料金体系
楽天モバイルの料金体系は1プランのみで非常にシンプルです。使用したデータ通信量で月額料金が決まります。
- 0〜1GB:0円
- 1〜3GB:1,078円
- 3〜20GB:2,178円
- 20GB超過後:3,278円
データ通信が1GB未満の月は月額料金が0円です。
ちなみに、RakutenLinkアプリを使うと国内通話はかけ放題です。
楽天モバイルの繋がりやすさ
楽天モバイルは障害物に強いプラチナバンドと呼ばれる周波数帯を持っていないため、ビルの陰やビルの中は電波が届きにくいという欠点があります。
また、現在では基地局の数が大手キャリアと比べると少ないので、地域によっては電波が入りにくいところもあります。
しかし、いったん楽天回線のエリア内に入ってしまえば、高いビルがない郊外では意外と快適に使うことができます。
実際、僕は楽天モバイルをメイン回線として1年以上使っていますが、建物の中も含めて不便に感じたことは一度もありません。
povoは3GB、30日間のトッピングで990円
povoは2.0にバージョンアップしてから、月額基本料は0円で高速データ通信や電話かけ放題を「トッピングで選ぶ」という仕組みを導入しました。
以下に代表的なトッピングを紹介します。
- 1GB、7日間:390円
- 3GB、30日間:990円
- 20GB、30日間:2,700円
- 60GB、90日間:6,490円
人にもよりますが、一番利用頻度が高いのが3GB、30日間の990円というトッピングだと思います。
この他にもデータ使い放題や電話かけ放題のトッピングなどがあります。
楽天モバイルとpovoを交互に使うと2ヶ月、990円で運用できる
楽天モバイルとpovoをデュアルSIMにして工夫して使うと、2ヶ月で990円(1ヶ月あたり495円)で運用できます。もちろん、国内通話はかけ放題です。
SIMの設定のイメージ
データ通信に使用するSIMを以下のように切り替えます。
このようにして楽天モバイルは15日間でデータ通信を1GB未満で抑えれば0円になります。
そして、povoは1ヶ月目の後半15日間と2ヶ月目の前半15日間の合わせて30日間で3GB、990円(1ヶ月あたり495円)になります。
1ヶ月あたりの高速データ通信は楽天モバイルは1GB、povoは1.5GBになるので、合計と2.5GBになります。
まとめると、高速データ通信が2.5GBで月額495円相当になります。
もちろん、国内通話はかけ放題です(RakutenLinkアプリ使用時)。
SIMの設定の仕方
楽天モバイルとpovoを切り替えるにはデータ通信に使うSIMカードの設定を変更する必要があります。
一例として、僕が使っているOPPO RenoAというAndroidスマホの設定画面で説明します。
まず、スマホの設定画面(歯車マーク)で「デュアルSIM & モバイルネットワーク」を選択します。
そして、楽天モバイルのSIMを使用したい場合はインターネットのところを楽天モバイルに設定します。
一方、povoのSIMを使用したい場合はインターネットのところをpovoに設定します。
たったこれだけです。なお、僕のスマホ画面の例では使わない方のSIMを「無効」にしてありますが、特に無効にする必要はありません。
僕はバッテリーの持ち長くするために、使わない方のSIMを無効にしているだけです。
まとめ
今回紹介した楽天モバイルとpovoのSIMカードを切り替えながら使用するという方法は、毎月のデータ通信が2GBくらいに収まるのであれば、スマホ料金の節約にとても有効です。
一方で、毎月3GBくらい使うのであれば、SIMカードを切り替えるといった面倒なことはせずに、楽天モバイルかpovoをそのまま使うのが良いでしょう。
今回の記事をスマホ料金節約の参考にしていただれば幸いです。
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