この記事では、スマホが接続している基地局(バンド、周波数)の種類を調べる方法を紹介します。
楽天モバイルの商用サービスは2020年4月に開始されましたが、楽天回線エリアはまだまだ大都市圏に限られています。
仮に楽天回線エリア内だったとしても、見通しの悪い場所や建物内では楽天回線につながらなかったり、楽天回線とパートナー回線(au回線)を行ったり来たりする場合もあります。
もし、楽天UN-LIMITを使っていて電波の接続状況に不満がある場合は、電波の状態を調べるアプリを使って電波の状態を調べてみましょう。
電波の状態がわかれば、対策方法を見出せますよ。
楽天UN-LIMITの基地局の接続先を調べる
楽天モバイルの接続先が楽天回線なのかパートナー回線なのかは、「my楽天モバイル」アプリで簡単に調べられます。
my 楽天モバイル
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楽天回線に接続している場合は緑の表示です。
パートナー回線に接続している場合はグレーの表示です。
しかし、「my楽天モバイル」でわかるのは接続先だけで、電波の強度などの詳しい情報はまったくわかりません。
電波の強度はわかれば対策の立てようがありますよね。
例えば、家の南側だと電波が強いけど、北側だと電波が弱いことがわかれば、「できるだけ南側で使うようにしよう!」という感じで対策が立てられます。
楽天UN-LIMITが接続している基地局の電波の強度を調べる
僕は楽天モバイルをメイン回線で使っていますが、接続先や電波の強度を調べるために「Signal Check」というアプリを使っています。
Signal Check(携帯電波確認)
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このアプリでは、スマホが接続している基地局に関して以下の情報がわかります。
- Band(バンド)
- 電波の周波数
- 電波の強度
- 時間変化のグラフ
- 隣接する基地局の情報
以下のような感じで表示されます。
Bandの数値は接続先(楽天回線、パートナー回線)を表しており、RSRP/RSCPの値は電波の強度を表しています。
Bandは電波の周波数と対応しています。例えば、
・Band 3:1800MHz
・Band 18:800MHz
となっています。
Band 3はNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが使っていますが、Band 18はauだけが使っています。
見る必要があるのはBandとRSRP/RSCPの値だけです。各数値の意味は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
Band | Band 3:楽天回線 Band 18:パートナー回線 |
RSRP/RSCP (電波の強さ) |
(弱い)-100dBm 〜 -80dBm(強い) |
BandとRSRP/RSCPの数値を見れば、接続先と電波の状態をわかるということです。
例えば、「Band 3、-100dBm」であれば楽天回線につながっていて電波状態は悪い、「Band 18、-85dBm」であればパートナー回線(au回線)に繋がっていて電波状態は良好ということです。
また、折れ線グラフを見れば電波の強さが安定しているかどうかも確認できます。
表の下にはNeighbor Cellという項目があります。これは隣接する基地局の情報です。
Neighbor Cellにたくさんの基地局が表示されれば、電波が張り巡らされているということなので、良好な接続が期待できます。
楽天UN-LIMITの接続状態を改善する方法
楽天モバイルの接続状態を改善するには基地局をたくさん設置してくれるのを待つしかありませんが、たった一つできることがあります。
それは、電波改善の要望を出すことです。
「my楽天モバイル」アプリのホーム画面には「通信品質のレポート」を送る項目があります。
実は僕は通信品質が悪い時(電波が途切れた時)に「通信品質のレポート」を何度も送りました。
この行動が影響したかどうかは不明ですが、それから一ヶ月くらいしたら電波の状態が非常に良くなり通信品質が大幅に向上しました。
楽天回線エリアとパートナー回線エリアが頻繁に入れ替わっていたものが、100%楽天回線エリアにつながるようになりました。
そのため、今では楽天回線のデータ使い放題を存分に味わっています。
もし通信品質に不満があったら、どんどん「通信品質のレポート」を送ってみましょう。もしかしたら対応してくれるかもしれませんよ!
まとめ
楽天モバイルの標準アプリだけでは接続先が「楽天モバイル回線」か「パートナー回線」かだけしかわかりませんが、「Signal Check」というアプリを使えば電波の強度や隣接する基地局の情報までわかります。
電波の強度がわかれば安心感が得られますし、隣接基地局の情報がわかればエリアの広さもある程度推測できます。
楽天UN-LIMITを安心して使うために、「Signal Check」を導入してみてはいかがでしょうか。
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