この記事では、スマホメーカーで有名なOPPOのワイヤレスイヤホンEnco W11、Enco W51を実際に使ってみて感じたことを正直に紹介します。
僕はW11(標準タイプ)と W51(ノイズキャンセリング機能付タイプ)の両方を買って、利用シーンに応じて使い分けています。
ひと言で説明すると「W11は静かな屋内に適している」「W51は屋内でも屋外でもどこでも快適に使える」ということになります。
この後、W11とW51を使って感じたことを詳しく説明していくので、購入の参考にしていただけたら幸いです。
Enco W11とW51の外観と付属品
まず最初にW11とW51の外観の紹介です。
W11は耳栓のような丸っこい形状が特徴です。好みにもよりますが、僕の感覚ではちょっとイマイチなデザインです。
一方、W51はAppleのAirPods Proと似たようなデザインです。僕はW51のデザインの方がスタイリッシュで好きです。
W11はホワイトだけですが、W51はホワイトとブラックの2色から選べます。
W51は別売りの充電パッドを購入するとワイヤレス充電もできます。
Enco W11とW51のスペック
続いてW11とW51の主なスペックを紹介します。
Enco W11 | Enco W51 | |
---|---|---|
ノイズキャンセリング | ー | 対応 |
マイク | 内蔵 | 内蔵 |
タッチコントロール | 再生・一時停止、次の曲へ、音量調節など | ノイズキャンセリングON/OFF、次の曲へ(イヤホン外すと一時停止) |
対応コーデック | AAC / SBC | AAC / SBC |
Bluetooth | 5.0 (範囲約10m) |
5.0 (範囲約10m) |
音楽再生時間 | 約5時間(イヤホン) 約20時間(充電ケース) |
約3.5時間 (イヤホン) 約20時間 (充電ケース) |
充電時間 | 約120分 | 約80分 |
防水・防塵 | 対応(IP55) | 対応(IP54) |
W11とW51の機能面での一番の違いはノイズキャンセリング機能の有無です。
W11とW51の価格差は約1万円ですが、ノイズキャンセリング機能の有無の違いがそのまま価格差になっていると言ってもよいでしょう。
買うなら絶対にEnco W51がおすすめ
W11とW51の両方を買った僕がおすすめしたいのは圧倒的にEnco W51です。その理由をこの後、説明して行きます。
Enco W51はノイズキャンセリング機能はすごい
Enco W51に興味がある人は、ノイズキャンセリングがどのくらい効果があるのかが気になるところだと思います。
僕は電車で会社に通勤しているのですが、Enco W11だと電車の中ではレールのカタンゴトンの音で音楽やYouTubeの音声がほとんど聞こえません。
特にトンネルに入ると騒音がうるさくてまったく聞こえません。
ところが、Enco W51だとトンネル内でも普通に聞こえるんです。
雑音がまったく無くなるわけではないのですが、低音の耳障りな雑音が無くなるので、音楽やYouTubeの音声も普通に聞こえます。
Enco W51のノイズキャンセリング機能は効果絶大です。
主にノイズキャンセリングの効果が感じられるのは以下の状況です。
- バス、電車の乗車時の雑音
- 道を歩いている時の車の走行音
- 家の中の換気扇の音
静かな部屋の中でしか使わないのであればEnco W11でも大丈夫ですが、外でも使用するのであればEnco W51の方が圧倒的に満足度が高いです。
しかも、Enco W51はノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンの中では一番低価格な部類に入るので、初めて買う人にもおすすめです。
Enco W51のノイズキャンセリング機能はOPPOの公式ホームページに次のように説明されています。
「ノイズキャンセリング効果は、非常に静かな環境やノイズの種類によっては、効果が感じられない場合があります。ノイズキャンセリング機能は乗り物や空調などの主に低い周波数帯域のノイズに対して効果を発揮します。すべてのノイズが打ち消されるわけではありません。」
ノイズキャンセリング機能はあくまでも低音のノイズを取り除くためのもので、高音のノイズや人の話し声を取り除くための機能ではありません。
まったくの無音状態だと駅のアナウンスを聞き逃したり、近づく車にひかれる可能性もあるので、周囲の音が少し聞こえるくらいの方が安全です。
Enco W51は装着感が快適
Enco W11とW51の装着感を比べるとW51の方が違和感なく長時間装着していられます。
人それぞれ耳の形が違うので人によるのかもしれませんが、W11は耳栓をしているような感覚で少し違和感があります。
一方、W51は普通のイヤホンと同じような感触です。重さもW11より約0.5g軽いのですが、数字以上に軽く感じられます。
首を左右に激しく振っても落ちたりすることもないので、落として無くす心配もなさそうです。
装着感を重視する人は耳元がより快適なEnco W51の方がおすすめです。
Enco W51はマイク性能が良い
Enco W11とW51には通話用のマイクが内蔵されているので、電話やビデオ通話にも使えます。
W11とW51のマイク性能を比較すると、W11の方が若干こもったような音になります。
W51の方がクリアな音声が相手に伝わるので、通話をする機会が多い人はW51の方がおすすめです。
Enco W51の欠点は?
僕は普段から片道1時間の通勤にW51を使っていますが、特に欠点というのは感じられません。
無理やり欠点を見つけるとすると、1時間のうちに2〜3回「プツッ」っと小さなノイズが聞こえることがあります。
しかし、これもほんの一瞬のことなので気になるほどでもありません。
Bluetoothの接続性はスマホの種類や周辺環境にも依存するので、例えば古いスマホ(Bluetoothのバージョンが低い)を使っていたり、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗っていたりすると、混線などの影響を受けやすくなります。
こればっかりは人それぞれの使用環境によるので、使ってみないとわからないです。
もし相性が悪くて使い物にならない場合は早々にメルカリなどに出品して、別メーカーのものを試してみるのが良いと思います。
Enco W11/W51レビューまとめ
Enco W11とW51の両方を使ってみた感想を紹介しました。
正直言って、W51は機能、デザイン、装着感、価格など、すべての面においてコストパフォーマンスに優れた製品だと思います。
W11とW51のどちらにするか迷っていたら、間違いなくEnco W51がおすすめです。
また、ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンで悩んでいたら、やはりEnco W51がおすすめです。
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