最近、ビットコインなどの仮想通貨が話題になることが多くなってきました。ビットコインが盗難被害にあったり、ビットコインのレートが急騰したり急落したりと話題に事欠きません。
その中でも特に日本中を驚かせたのが、仮想通貨の取引所のコインチェックから580億円分の仮想通貨NEM(XEM)が盗まれたというニュースです。
このニュースは連日のようにテレビで放送されていましたね。これを見て「仮想通貨って怖い」と感じた人も多いかと思います。
僕は自分の目で確かめたいタイプなので、実際に仮想通貨を購入して仮想通貨がどんなものなのか勉強しています。
ちなみに、僕が持っている仮想通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、NEM(XEM)です。ごく少量ですが…。
でも、仮想通貨って何なんでしょう?
仮想通貨はブロックチェーンを利用したデジタル通過
仮想通貨はブロックチェーンという暗号化技術で記録されているデジタル通貨です。暗号通貨とも呼ばれます。
取引履歴が記された台帳(ブロック)がチェーンのように連なっていることからブロックチェーンと呼ばれているそうです。
正直、僕も勉強中なので、詳しいことはよくわかりませんが…。
この台帳は誰でも見ることができ、仮想通貨がどのように取引されたかの履歴を追うことができます。実際、コインチェックで盗難されたNEM(XEM)も追跡され、犯人探しが行われました。
先日(2018年5月12日)、NHKスペシャルの「仮想通貨ウォーズ~盗まれた580億円を追え!~」という番組で、ホワイトハッカーたちが盗まれたNEM(XEM)を追いかけている姿を目にしました。
仮想通貨は本当に取引履歴が追えるんですね。
ある意味、現金より信用できるとも言えます。現金は足がつかないから、横領や脱税ができますからね。
仮想通貨の世界を体験できる近未来小説
そんな疑問を持っている人にオススメの小説があります。僕が大好きな小説家、藤井太洋さんの著書「アンダーグラウンド・マーケット」です。
この小説は近未来の日本を描いた作品で、日常生活の中でデジタル仮想通貨「N円」が使われています。
2018年、日本の労働力は移民たちの手で支えれれる時代になりました。そんな移民たち、そして社会のレールから外れた若者たちが非課税のデジタル仮想通貨「N円」の経済圏で生きています。そんなある日、「N円」のシステムで重大な問題が発生し、主人公たちはその問題に巻き込まれてしまいます。ITの知識を駆使し、その問題に立ち向かっていく物語がこの「アンダーグラウンド・マーケット」です。
ぜひこの小説を読んでハラハラドキドキ感を味わって頂きたいので、ネタバレするような内容は書きませんが、小説の中で登場する仮想通貨「N円」はまさにNEM(XEM)のような存在です。
盗まれたわけではなく、汚染されたという点が違いますが…。
この小説を読むと、仮想通貨が日常生活でどのように使われるのかを疑似体験することができます。やっぱり、こういう技術はアンダーグラウンド(地下経済)から始まるんですね。
近い将来、日本も、世界も、こんな風に仮想通貨が広がっていくのでしょうか。
仮想通貨を詳しく知りたい人はKindle Unlimitedがオススメ
「仮想通貨について詳しく知りたいけれど、本を買って調べるほどのものではないなぁ。」と思っている人にオススメの方法があります。
それは、アマゾンの電子書籍読み放題サービスのKindle Unlimited(30日間無料体験可能)です。実はKindle Unlimitedには仮想通貨関係の書籍がたくさんあるんです。もちろん読み放題!
僕は月額980円でKindle Unlimitedを契約していて、仮想通貨の本を読みあさって勉強しています。おかげで、ブロックチェーン、ハードフォーク、ソフトフォークなど、仮想通貨関連の用語も少しはわかるようになってきました。
まとめ
この「アンダーグラウンド・マーケット」を読むと、近い将来、本当に仮想通貨が身近なものになるような気になります。
時代を先取りするためにも、藤井太洋著「アンダーグラウンド・マーケット」を読んでみてはいかがでしょうか。ハラハラドキドキの展開に一気に読んでしまうこと間違いなしです!
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